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旧世界の記憶:ファーストインプレッション


  



ブリタニアに初めて降り立った時のことは今でもよく覚えています。
電器屋で買ったきた銀色に輝く日本版のUltima Online The Second Ageのパッケージ、オビには30日間サーバー接続料金無料の文字。パッケージの隅には在りし日のOSIのロゴマークが。
裏側にはユニコード対応で日本語チャットが可能だとかいう文面や、ロストランドの積雪地帯でサイクロプスと戦う戦士の小さなスクリーンショット等が印刷されていたと思います。

喜び勇んで開封するとパッケージの内側は無骨な白一色で、内容はゲームのクライアントCD、アカウント登録用のレジストレーションコードの紙切れ、少し上等な紙質のブリタニアマップ(裏にはロストランドのマップも)、ゲームマニュアル、クイックスタートガイド。
中でも目を引いたのがゲームマニュアルで、それは漫画の単行本ほどの厚さがあり、コンシューマーゲームの薄い説明書に慣れていた自分には軽いカルチャーショックでした。(それ以前に触れた洋ゲーのDOOMやDIABLOのマニュアルが薄っぺらかったということもありますが)
もう当時のパッケージも処分してしまいましたが、何度も読み返したこのマニュアルだけは、表紙こそ失われてしまったもののセロテープで命を繋いで今も手元に残っています。

要約: Developer Chat 13/05/23 (RG/TRACY/CHRIS: FOCUS ON STORY, COMBAT, HOUSING, MORE)

ソース原文は
http://forsakenvirtues.com/2013/05/24/recap-developer-chat-52313-rgtracychris-focus-on-story-combat-housing-more/
ビデオはこちら
http://youtu.be/qzItblcUuiY
ビデオから要約のテキストを起こしてくれたDame Lori氏に感謝。

・現在はストーリー、キャラクターやクリーチャーの創作に重点を置いている。現時点でバックストーリーを中心に107ページ分のストーリーが出来上がっている。

・Scott Jennings (Lum) には現在会話システムに取りかかってもらっている。

・毎朝開発陣が集まって、"今日の目標"を設定して仕事に取りかかっているよ。

・家同士の抗争や街同士での戦争など、オリジナルに無かったシステムも色々実験中です。
都市(City)の中に村(Village)用の土地をひっそりと仕込んでおいたり、またその逆のパターンもあったり、といった様なこともを検討しています。

・リチャードはDukeレベルの出資者と話し合いの場を持ち、彼らの考えたストーリーを本編に組み込むかも知れません。

・ゲームのアイデアの為に、色んな文化の儀式や行事について幅広く知りたいと思っています。

・新しいデモを6月の初旬に公開する予定です。
街の様子やクラフトシステム、ハウスデコレーション、会話システム、戦闘、探索の様子を紹介するものになります。

要約: Developer Chat13/05/16 (NO FOCUS; NEW TEAM MEMBERS)

ソース原文は
http://forsakenvirtues.com/2013/05/17/recap-developer-chat-51613-no-focus-new-team-members
ビデオはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=uUbZkDEW_Wg
ビデオから要約のテキストを起こしてくれたDame Lori氏に感謝。

5/16日に行われたデベロッパーチャットはクリス、B、そして新しいメンバー達が出演しました。

まずは新しいメンバーの一部を先に紹介します:

Scott Jennings (Lum The Mad) -- WEB担当
Scott Jones -- 背景アート担当
Bill Kirkman -- コンテンツデザイン担当
Michael Hutchison -- 背景アート・レベルデザイン担当

・五月の終わり頃にデベロッパーフォーラム、チャット、クラウドソーシングによるアートの情報が公開されます。
・新しいキャラクターアーティストによる新作アートがもうすぐ公開されます
・ウルティマのような、バックパックの中に自由にモノを配置出来るインベントリデザインを目指しています。
・6月までに製品版のゲームと同等のクオリティのレベルデザイン(グラフィックやキャラクタ、モーション、戦闘、会話、ハウスデコレーションなど)を公表したいと思っています。
・当面の大きな目標は年末までにプレイアブルなアルファ版をリリースすることです。
・昼夜の表現とライティングに注力しています。日の出や日の入り、多層レイヤーで表現された天体などが実現されます。ゲーム内での1日の時間はリアルではどの程度に相当するかテストしています。(おそらく1~2時間程度になるでしょう)
・家の土地のサイズに関する仕様についてはビジュアル面を含め現在取りかかっているところです。一区切りついたところで詳細を公表する予定です。
・エピソード1のマップサイズを2倍にすることが決定したので、以前公開したものとは違うデザインになります。変更に合わせてストーリーの構成などを調整している最中です。
・スキル値の上昇曲線はリニア(直線的)なものになるでしょう。
・フルアイテムドロップについて
"私としてはルート上等だが、(実装すれば)ペンペン草も残らないような世界になるだろう" -B

SotAのPvPは基本的に合意の上で行われます。(PvPの意思ある者同士がお互いに可視化される)
PvPを望まないユーザーがPKの標的にされることはありません。
アイテムルートも含めてテストの段階に入っています。
しかし、(訳註:UOライクな)フルオープンPvP&フルアイテムルートな仕様にはなりません。

開発チームはPvPにおけるアイテムルートに関しては重点を置いてはいません。
もし死んだとしても、再び装備を整えるのに絶望的なことにはならないでしょう。

日本時間5月21日午前2時に先行出資枠が締め切りに

日本時間5月21日午前2時に先行出資枠がロックイン(締め出し)されます

Kickstarterキャンペーン終了後も出資額に応じて同じ先行出資特典を受けることが出来ましたが、日本時間5月21日午前2時に先行出資期間が締め切られます。
その後は各出資枠の名称・金額・特典内容が変更され全体的に価格が上昇し(約10%)、さらに各特典のボリュームダウンが為されます。
まだ出資を迷っている人は21日の午前2時までに決断しましょう。

特にゲームのフル版ダウンロード権+アルファ&ベータテスト権を獲得出来るPioneerの出資枠が$33から$40(出資枠名はAdventurerに変更)に上昇するので、ゲームプレイだけでいいというプレイヤーはこの先行期間内の出資をお奨めします。

また、Kickstarterキャンペーン開始から5月21日午前2時までの先行期間内に出資した人は"Early Founder"という扱いになり、来年の4月まで先行期間優待価格でのアップグレードが出来ます。
興味のある方はとりあえず最低額の$33を出資しておいて、今後の開発状況を見ながらアップグレードを考える、というやり方もあります。
また、各出資枠には定員が設けられているものもあるので注意して下さい。

ちなみに$10の出資枠であるGuilt Pledgeは、先行期間締め切り後の優待価格でのアップグレード権がありません。

要約: The Story related Developers Hangout 13/04/30

ソース原文は
https://www.shroudoftheavatar.com/?topic=summary-of-the-story-related-developers-hangout-30-04-2013
ビデオはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=MQ_b2xDmpME
ビデオから要約のテキストを起こしてくれたAndiZ275氏に感謝。

略称: TH = Tracy Hickman ; LB = Lord British ; FL = Firelotus ; [] (words in this brackets are comments by me)

――――――――――――――――――――――――――
LB:
我々の配信する動画には主に2種類のものがあり、まず一つは情報公開や告知を目的とするもの、そしてもう一つはある議題(例えばルーン文字について、言語や文字の形をどうするか等)についてディベートを行う目的のものです。

Shroud of the Avatarのストーリー背景について

LB:
ゲームの背景についてお話します。
ロード・ブリティッシュの治めていた世界は破壊されてしまいました。非常に辛い出来事したが、生き残った人々とともにもう一度世界を築くべく、残ったものをかき集めて新しいスタートを踏み出したのです。
物語の展開は地上がメインの舞台となる予定ですが、また、月や天など天体関連も重要な関連を持っています。

SotA前史:
天体には異常が起こっており、この世界の空に浮かぶ砕けた月はそのコンセプトの例といえます。月と月が衝突し、その破片が世界の地表に降り注いだのです(訳註:Ultimaではトラメルとフェルッカという二つの月がブリタニアの天体に存在していた)。
これがSotAの前史であると同時に、このゲームのスタートでもあります。
また、この天災の発生からアバタールがこの世界に足を踏み入れるまで、数世紀(約400年程)の時間の経過があります。

要約: Developer Chat 13/04/25 (FOCUS: HOUSING, GUILDS, SANDBOX)

ソース原文は
http://forsakenvirtues.com/2013/04/25/recap-developer-chat-4-25-13-focus-housing-guilds-sandbox/
ビデオはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=rEUMEHQKPM8&feature=youtu.be
ビデオから要約のテキストを起こしてくれたDame Lori氏に感謝。

ハウジングについて


・家は他のプレイヤーと共有することも出来、共有レベルには2種類あります。
ハウスゲスト: クラフト作業場の使用が可能です
Kindred(親類、血縁): ハウス内のストレージにアクセスが可能です。

またプレイヤーに家の機能をレンタルすることも出来ます。
これらの共有を取りやめにしたい時は、deed機能からそのプレイヤー名を除名することにより、共有関係を終了することが出来ます。

・Kindredのプレイヤーは何人まで登録出来ますか?
これは家のクオリティや土地の大きさによって変わってきます。
例えばですが、ビレッジレベルの家では3人、Knightレベルハウスでは6人、タウンレベルのハウスでは8人、Lord of manorならば20人まで等。

・プレイヤーが複数の家が持てるようにするかどうか検討しています。

・ハウスベンダーは上記のハウスゲスト/Kindredの概念とは別の扱いになります。
ハウスベンダーの共有に関しては、また後で議論の機会があるでしょう。

・現在の家の仕様では、家の中にドロップしたアイテムは、もしそれが装飾用のデコレーションアイテムであっても自然消滅(いわゆる腐り)します。
もし部屋に飾って置きたいアイテムがあるならば、専用のディスプレイ台を設置し、その上にディスプレイ用のアイテムを置く仕様になります。ディスプレイ台の上のアイテムは自然消滅することはありません。
また、家具なども置けるようにしますが、部屋の中に雑多なアイテムを散らかしておくことは出来なくする予定です。

・プレイヤーの家にはストレージコンテナが備え付けられます。どれくらい量を収納出来るかは、その家のクオリティとレベルによります。また、クラフトレベルの高いコンテナは、よりたくさんのアイテムを収納出来るでしょう。

要約:Developer Chat 13/04/18 (PVE FOCUS)

ソース原文は
http://forsakenvirtues.com/2013/04/18/recap-developer-chat-41813-pve-focus/
ビデオはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=k2Vbf5DDz2w
ビデオから要約のテキストを起こしてくれたDame Lori氏に感謝。


・オープンワールドでのPvPは可能ですが、それはPvPを志向するプレイヤー同士でのみ可能です。PvPモードをONにした場合、PvPモードがONになっているプレイヤーしか見えなくなるからです。PvPを望まないプレイヤーが殺されてしまう心配はありません。
対人戦をしないプレイヤーは、PvPに巻き込まれることなくゲームのストーリーを進めることが出来ます。

・シングルプレイヤーモードでは(SPOでも完全なオフラインシングルでも)コンパニオンキャラクターが存在します。すでに数人のキャラクターが完成しています(Ultimaのキャラクターと同じ人物ではない)。また、マルチプレイヤーモードでもそれらのキャラクターは登場し、それぞれのタイムスケジュールによって行動し、プレイヤーにアドバイスをしてくれたり、時にはプレイヤーと対立することがあるかもしれません。

・ゲームストーリーのプロローグ(presquel)が近々公開される予定です。しかし、本編のストーリーについてはまだ触れません。

・人間以外のコンパニオンキャラクターやNPCが登場するかもしれません。

・敵キャラクターには人間と人間以外の生物が存在します。

・攻略難度が高いエリアは、十分に強くなってからソロで挑むことも出来ますが、低いレベルであってもフレンドやコンパニオンキャラクターと一緒に攻略することも出来ます。
腕に自信があるならば、ゲーム中のほとんどのエリアはソロでも攻略が可能です。
いくつかのサブクエストやオマケ的な要素は協力者が必要ですが、これは他のオンラインプレイヤーでなくてもコンパニオンキャラクターで達成が可能です。

・宿屋や酒場での休憩では、何かボーナスがあるかもしれません

・コンパニオンのトレードスキルの有無について。コンパニオンキャラクターは、資源の採取・クラフト等は現段階では行えません。カンタンな仕事ならコンパニオンキャラクターが出来るように検討しているところです。しかし、ゲームの正式リリースの時点では実装はされないでしょう。

要約:Dev Chat Recap – 13/04/15

ソース原文は
http://forsakenvirtues.com/2013/04/15/dev-chat-recap-41513/
ビデオはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=ezBHobrJhow
ビデオから要約のテキストを起こしてくれたDame Lori氏に感謝。

・アウトドアマップの霧のエフェクトを布製マップのような質感に置き換えようかと検討しています。自分が踏破したエリアはディティールが明らかになり、未踏のエリアは布製マップのような見た目になります。

・アウトドアマップは巨大なものになる予定ですが、移動にはそれほど時間は掛かりません。

・アウトドアマップの移動では危険なことも待ち受けています。
アウトドアマップと実際のキャラクターのスケールは異なるので、世界の移動に時間は掛かりません。ゲームのエキスパンション(拡張版)を導入するごとに、アウトドアマップのサイズは2倍になっていきます。それらは単にだだっ広いだけでなく、中身のあるマップの拡張になります。

・マップの移動はlunar rift(註:UOでいうところのムーンゲート)を使うと一層移動がラクになります。lunar riftは大陸間や島と島を繋ぐ移動手段になるでしょう。
そして、lunar riftの利用には事前に計画を立て、利用する時間を考慮しなければなりません。(註:UOと同じく、月齢によって行き先が決定されるようになる?)

・アウトドアマップ上にも動き回る生物が存在します。(巨大な生物等―友好的なものもいれば、敵対するものもいます)

・ゲームプレイ動画やスクリーンショットをリリースする為、一ヶ月ごとに実働するゲームのビルドを完成させたいと思っています。
アート・ビジュアル関係はもう少し後になります。まずはストーリーを先に完成させる予定なので。2週間に一度、ゲームの開発の進捗をプレイヤーに見て貰う為に動画をリリースする予定です。

要約:Developer Video 13/04/11

ソース原文は
http://forsakenvirtues.com/2013/04/12/recap-of-developer-video-41113/
ビデオはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=WtPp22hCY8I
ビデオから要約のテキストを起こしてくれたDame Lori氏に感謝。

Q:世界の端っこはどうなるの?
ボートで端までいっても、あるラインからはずっと海が続くだけになる予定です。
拡張版が出た際には、そのラインから新たなマップが継ぎ足される形になります。

Q:名前は同名不可の全員ユニークなキャラクターネームになるのですか?

はい、全員がユニークな名前を持つことになります。
KS出資者はキャラクターネーム取得の優先権があります。

Q:どんな乗り物が登場するの?
現在騎乗用の動物の導入予定はありませんが、定期航路を航行する気球や船が登場する予定です。また、ジプシーの馬車などもあります。

Q:新たなルーン文字は?
Ultima時代のルーン文字が使われる予定です。また、ダブルレター制を廃し、キーボードのA-Zに対応させる予定です。
また、ルーン文字、絵文字、オーク語の様な表音文字なども検討中です。

Q:カバーアートを担当するDenis Loubetデザインのグッズは、KSで貰えるもの以外にも販売する予定がありますか?
ええ、シャツやショットグラスその他いろいろ検討中です。
またゲーム中のハウスデコレーションアイテムも予定しています。

Q:トレジャーハンティングは実装されますか?
トレハンについては実際にどういった仕様で導入するかを現在検討中です。
例としては、トレジャーマップに"白い都市の近くの森"等とヒントが書いてあり、そこのアウトドアマップからそのマップタイルを探して掘りに行く、等を考えています。

Q:KSや公式サイトなど、複数口の出資を合算出来ないの?
今その作業を進めています。もうすぐアナウンスを出せる予定です。
後から追加出資することにより、特典のアップグレードが出来るようになります。

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