今週のUpdate of the Avatarの概要は以下の通り。
・アルファテストR8を振り返って & R9の実装予定項目発表
・プレイヤー主宰のPvPトーナメントが開催
・Lord Marshal Throne
・ロードブリティッシュとダーク・スターの衣装が決定
・ショートストーリーシリーズ Through the Lunar Rift!
・Blade of the Avatar Cloak
・ストレッチゴールストアに追加アイテム: スパイグラスとエルヴンボウ
・Alienwareが$20出資クーポンを配布
・ワールドビルダー/レベルデザイナーを募集中
・今後のSotAイベント
アルファテストR8を振り返って & R9の実装予定項目発表
■アルファテストR8を振り返って - スター・ロン
スター・ロンがR9で実装が予定されている項目を発表しています。
https://www.shroudoftheavatar.com/forum/index.php?threads/darkstarrs-release-8-impressions-r9-update.13438/
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先月、R8で戦闘システムとPvPを実装すると発表したあと、我々はかなりナーバスになっていました。
デッキビルドとデッキを使っての戦闘は最重要システムのひとつですが、それが当初の予定より数ヶ月も前倒ししての導入となってしまったからです。
しかし、社内テストでのデスマッチPvPを繰り返しているうちに、だんだんと不安がエキサイトへと変わっていきました。
毎日開発チーム内でPvPテストを行い、調整と設定を詰めていけばいくほどその楽しさが増していったのです。
これならきっとプレイヤー達にも受け入れてもらえる、我々はそう確信することができたのです。
このバランス調整の作業は難航を極めました。
システム自体が全く新しいものであり、まず、どうすればこの仕様を短期間で受け入れてもらえるか、ということを強く意識しました。
さらにPvPを中心とした機能実装なので、戦闘システムをPvPという枠の中で上手く活用してもらえるかどうか、という点も懸念していました。
しかし、Brave Coast IslandでのPvPイベントや、Bear Tavern主催のアリーナでのPvP大会など、ユーザーコミュニティの助力もあって、今回のテストは概ね上手くいったといえるでしょう。
もちろんPvPだけでなく、PAXLair(プレイヤータウン)の活動や、ユーザーメイドの巨大迷路など、色々な方面からユーザーがゲームを盛り上げてくれたことも知っています。
今後もこの素晴らしいコミュニティとともに、ゲームを開発していけることを大変嬉しくおもっています。
では、お待ちかねのR9での実装予定項目の発表へと参りましょう。
RELEASE 9, August 21 -- 24, 2014:
・PvP
PvPのシンプルなルールの制定と、PvPにおけるチームやスコアの概念を導入します。
・戦闘システム
基本的な戦闘システムの強化を行います。
ブラッジョン(殴打武器)による防具へのダメージといった攻撃による追加効果の導入や、魔法詠唱の際に秘薬の消費を必要とするようになるでしょう。
現在想定している仕様では、秘薬を使わなくても魔法の使用が可能です。
しかし"フルパワー"で魔法を放つには、秘薬の消費が必要となります。
その他コンボやポジショニング&カバーリングの導入を予定しています。
・戦闘スキル
ウォーターマジック、ブラッジョン、ライトアーマーに新スキルが導入されます。
さらに全スキル系統にInnateスキルが追加されるでしょう。
・ゲームシーン
臨界都市Ardorisが登場します。
また、大陸に存在する冒険エリアも新たに導入されるでしょう。
これらの新しい冒険エリアはルナリフトからアクセスすることになりますが、これに合わせてルナリフトの行き先が時間によって変化するシステムも導入されます。
また、プレイヤータウンのサイズもさらに大きなものが2種類実装されます。
・新しいクリーチャー
ミミック、アイスエレメンタルといった新クリーチャーの他、既存のクリーチャーのバリエーションが増加します。
・クラフト
耐久力と修理の概念が導入されます。
武器の場合は攻撃時に、防具の場合はダメージを受けた時に耐久力が減少します。
また、耐久力が減少しても武具の効果は低下することはありません。(UOの場合は耐久力に比例して効果が低下していました)
・ワールドマップ上のアバタールにアニメーション効果を追加
ワールドマップ上のアバタールとそのパーティメンバーは3Dモデルでの表示となり、アニメーションするようになります。
・イントロムービー
イントロムービーを現在制作中です。R9のリリースで公開する予定になっています。
ナレーションはもちろんガーティアンの声優を務めたBill Johnsonが担当します。
・キャラクターカスタマイズ
新たなカスタマイズ項目を実装予定です。
また、髪とヒゲにレイヤー、透過度、アニメーションが導入されます。
・ミニマップの導入
インベントリー内のマップアイテムを使用することにより、ミニマップを表示することができるようになります。
マップにはプレイヤーの現在地がマーカー表示されます。
今回の導入では一部のマップのみがミニマップ表示に対応します。
Release 8 is dead! Long live Release 9!
Sincerely,
Darkstarr aka Starr Long
■アルファテストR8を振り返って - クリス・スピアーズ(抜粋)
▼今回のリリースにあたり準備が不十分であった事柄
・新しい戦闘システムの為のチュートリアルがなかった
・スキル系統の実装スキルが偏っており、スキル構成が実質的に狭まっていた
・当初予定していた80ポイントのスキルポイントでは、20スキルのフルデッキを作成するためにはInnateスキルやFocusスキルをあきらめる必要があった。(期間中のパッチで120ポイントに増加)
・バフ、デバフ、クリティカルヒットの概念など、戦闘仕様についての知識の周知が不十分だった。
・とはいえ、今回のテストは概ね順調だったといえるでしょう!
・リリース期間中のPvPによる死者数は11045人。
・対応するスキルのキーが毎回変わるという新しい概念に、戸惑ったプレイヤーも多いと思います。
・昔、私はラケットボール(真四角のコートでの室内テニスのようなスポーツ)をプレイしていました。このスポーツにはサーブやショットに沢山の種類があります。こちらがサーブを放った後のわずかな時間で、相手が打ち返してくるショットの種類を予想し、こちらもそれに対応した行動をとっていきます。
ラリー中には様々なショットが打ち返されています。
キル・ショット、スプラット・ショット、ドロップショット、パッシングショット、セーリングショットなど…。
さらに相手と自分の位置関係や、相手の移動速度、ボールのスピードや高さ、など、様々な要因が関係してきます。
時には低速のショットを放って相手のミスを誘うといったこともあります。
・ラリー中いつでも自由に技を繰り出せるわけではない、というアナログな概念をデッキシステムに込めました。
・SotAの戦闘の開幕はサーブに相当します。戦闘モードに以降し、最初の一手のカードが出るまでじっくり機をいうかがうことが可能です。戦闘における最初の一手は次の行動に大きく影響するでしょう。
・フォーカススキルの系統は重要なものになるでしょう。デッキの挙動を司ることはプレイスタイルを決定することに等しいからです。まだフォーカススキルを試したことのないプレイヤーは、次回はぜひこのスキル系統を使ってみてください。
・デッキシステムに習熟したら、総スロット数を多めに、ディール速度は早めにして、さらにロックスロットの数は1~2程度に留めておくのがよいでしょう。
・SotAの戦闘システムの最終的な目標は、キャラレベルや装備に依存せず、また先制攻撃によって大きな有利不利が発生せず、そして戦闘行為自体を誰もが楽しめるようなデザインを達成することです。皆様のフィードバックをお待ちしています。
・新リリースに並行してバランス調整は行っていきますが、新スキル・システムの実装の方が優先されます。
・武器のDPSを表示しろ、という要望もありますが、実際のダメージ値はレベルやステータス値による修正、装備しているアーマーの影響、さらには食べ物を食べた時のステータス修正など様々な要因が関係するようになるでしょう。
レベル1のキャラクターが素の状態の時のDPS値を算出することもできますが、指標としては役に立たないと思います。
・エアマジックのGust(相手を風で向こう側へ押し出す魔法。ダメージはゼロ)の使い道がないって?あなたが遠距離攻撃をもっているなら、それを使うディレイ時間を稼ぐことができますし、詠唱時間を必要とするマジックを余裕をもってキャストすることも可能です。
・ライトニングボルトは詠唱時間が掛かるからDPSがヘボい?いやいや、ライトニングボルトの真骨頂はその射程距離にあります。相手が剣で切りつけてくるまで、一方的に攻撃することができますよ。スタン効果もあります。
・相手をスタンさせることには多くの利点があります。相手の行動や反撃を封じ、さらにこちらが自由に行動を取ることができます。もしあなたがレンジド攻撃を行うなら、キャスティングタイム稼いだり、距離をとったりすることが可能です。
・戦闘に及ぼすファクターは無限大といってもいいでしょう。
コンボひとつとってもキャスティングタイムを重視するか、それともクールダウン時間を重視するか、マナ(フォーカス)消費を大きいもの選ぶか、小さいものにするかという選択肢がありますし、高価な秘薬をもちいるかどうか、相手のコントロールを奪う魔法を使うのか、ダメージを重視した魔法を使うのか、はたまた詠唱時間の短い時間の魔法を使うのか、長い時間の魔法を使うのか…。
・ここまで私の長話を聞いて下さり感謝しています。R9でまたお会いしましょう!
■R8スクリーンショット集
プレイヤー主宰のPvPトーナメントが開催
今回"The Order of Vengeance Guild"と"The Bear Tavern"によって、2つのトーナメントが開催されました。
The Brave CoastではViolation氏がGMを務めるThe Order of Vengeance Guildによる1on1、2on2、FFAのPvPイベントが開催されました。
このうち、FFA部門での様子がYoutubeで公開されています。
Violation氏はSotAwiki.netの管理人でもあります。
コミュニティギルドThe Bear Tavernが開催したPvPトーナメントはオウルズヘッドの地下アリーナで開催されました。この際にはViolation氏やThe Order of Vengeanceの面々も熱狂した観客がアリーナでの試合をジャマしないよう警備員役を買って出たとのこと。
試合形式は1on1のトーナメント戦となっており、立派なトーナメント表も作られています。
詳しいルールなどはフォーラムの当該スレを参照してください。
https://www.shroudoftheavatar.com/forum/index.php?threads/bear-tavern-brawl-r8.12829/
ロードブリティッシュとダーク・スターの衣装が決定
両氏の衣装のスケッチが公開されています。
…ちゃんと陛下の髪の量も忠実に再現されていますね。
ショートストーリーシリーズ Through the Lunar Rift!: Curiosity and Stone Circles
Through the Lunar Rift!はSotAのコミュニティマネージャー、Fire Lotusが手がけるSotAのショートストーリーです。
全文はこちらで読むことができます。
https://shroudoftheavatar.com/forum/index.php?forums/through-the-lunar-rift.136/
少しずつですが、当サイトではThrough the Lunar Rift!の翻訳を行っていっています。
以下のページで翻訳したものを公開していますので、興味のある方はぜひ御一読下さい。
http://the-false-prophet.blogspot.jp/p/through-lunar-l.html
Alienwareが$20出資クーポンを配布
DELL社のゲーミングPCブランド"Alienware"はSotAをスポンサードしています。
SotAユーザーはAlienware製のハードウェアを所持しているかどうかに関わらず、SotAのアカウントに無条件で$20分のクーポンを受け取ることができます。
現在$45以上の出資で製品版のダウンロード権とテストプレイの権利を得ることができますが、$20クーポンの使用により事実上$25からテストプレイに参加することが可能になりました。
クーポンの取得方法はこちらのページのTHIS LINKを経由してSotAアカウントの新規登録、または既存のアカウントへのログインを行ってください。
SotAアカウントの登録手順に関しては、当サイトこちらのページをご覧下さい。
今後のSotAイベント
https://www.shroudoftheavatar.com/?page_id=35475
2014.08.09 -- SotA at synDCon
2014.08.21 -- Release 9 Access
2014.08.27 -- Monthly Video Hangout: R9 & R10 Discussion
2014.08.29 -- SotA at PAX Prime Seattle
2014.08.29 -- SotA at Dragoncon
2014.09.25 -- Release 10 Access
2014.10.01 -- Monthly Video Hangout: R10 & R11 Discussion
2014.10.23 -- Release 11 Access
2014.10.24 -- SotA at Captivate
2014.10.29 -- Monthly Video Hangout: R11 & R12 Discussion
2014.11.14 -- Duke & Lord of the Manor VIP Design Roundtable with Lord British and Portalarium Studio Tour
2014.11.15 -- HoBLotH II: Legends of the Hearth
2014.11.20 -- Release 12 Access
2014.11.26 -- Monthly Video Hangout: R12 & R13 Discussion
2014.12.18 -- Release 13 Access
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