R9再オープンのお知らせ & 小インプレッション

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Dragoncon開催に合わせて再びR9サーバーがオープンします。
オープン期間は日本時間8月30日 00時30分から9月03日 00時30分となっています。
また、再オープンに合わせてマイナーなバグフィックスが行われています。

・メインのバックパックを売却することができた問題を修正。これによりログインに問題が発生していました。
・PAX & Dragonconの為にチームアリーナのチーム名を変更。
・ペーパードールのバックパックスロットを削除。これが起因となって様々な問題が引き起こされていました。


R9小インプレッション


今回も戦闘中心のアップデートが行われています。

■戦闘以外の新要素

・ミニマップ


R9でのミニマップの機能は現在地と向いている方向の表示だけという非常にシンプルなもの。
HD解像度だと地名のルーン文字が小さくて何が書いてあるか読むことができません。
ただ、あるとないでは大違いで、これさえあれば広いマップや街で迷子になることはないでしょう。

・本について

UOとほぼ同じインターフェースのシンプルな作りです。
プレイヤーガイドや公式のショートストーリーなどのほか、ファンメイドの小説などもありました。
さらにT・ヒックマンの公式SotA前史小説"Blade of the Avatar"も数冊用意されています。
電子書籍や冊子版のBotAは有料のコンテンツですが、インゲームでは無料閲覧が可能になるのかもしれません。
残念ながら日本語や2バイト文字表示の本は現在存在しないようです。

ちなみにR7の頃からチャットバブルでの日本語表示ができなくなっています。
チャットログウインドウでは表示されるので、日本語でのコミュニケート自体は可能です。

・描画パフォーマンスの向上

ハウス内アイテムの制限が効いているのか、体感のFPSが向上しているように思えました。
細かいパフォーマンス修正は随時行われているそうなので、今後の改善にも期待です。

シングルプレイヤーオンラインモードではオウルズヘッドの街は常時30FPS表示が可能になっていました。
(i7-4770&GTX 760Ti。RAMはDDR3 8GB)

また、オープンプレイオンラインモードでは画面上にプレイヤーがいなくても、描画負荷が掛かっているようです。

・Ardorisの街
黄昏の街と称されるだけあって、昼間はずっと夕焼けのような色の日光に包まれています。
橋と小島が繋がっている構成からUOのベスパーの街のような雰囲気を想像していたのですが、全体的に重厚な石造りの建物や高さのあるオブジェクトが多く、想像とはかなり違うものに仕上がっていました。
シラント将軍(Shogun)が治めているせいか提灯や行灯のような東方テイストな街灯もあります。
NPCの設置がまだ進んでいないようなので、歩き回っていてちょっと寂しい印象を受けました。
これは黄昏色のライティングの影響も大きいかもしれません。


・新しいシーン
新しく追加されたDragon CaveとBlackBlade Passへと行っていたのですが、どちらも未完成らしく、Dragon Caveにはトカゲばかりでドラゴンはおらず、BlackBlade Passの野生のファイアエレメンタルも発見することができませんでした。
もしかすると隠し部屋やダブルクリックで破壊可能な箇所があったのかもしれませんが、探索した限りでは発見できず。
SotAの洞窟マップは、コンストラクションキットのバリエーションが少ないせいか、どれも似たような印象を受けますね。
テクスチャーの色をほんの少し変えるだけでも感覚的な既視感を和らげることはできると思うのですが。(ファミコン的意見)

■Blackblade Pass



■戦闘関係のインプレッション

・チームアリーナ
今回からチームバトルができるチームアリーナのマップが登場しました。
が、どの時間帯にいっても残念ながらプレイヤーがおらず、チームバトルを体験することができませんでした。

・スコアボード
テンキーのゼロを押すとスコアボードが表されるようになりました。
ボードにはプレイヤー名、キル数、デス数、滞在時間が表示されます。
相手の残りHPや総与ダメージに関係なく、トドメを刺したプレイヤーに1ポイント(1KILL)入ります。
HP満タンの強敵を倒しても、死にかけのプレイヤーを横から一発殴って倒しても、得られるキルポイント数は一緒です。
将来的には相手のキル以外もポイントになるようです。

・消費アイテムの使用

今回からヘルスポーションとフォーカスポーションの使用が可能になりました。
使用するにはフォーカススキルのconsumptionを習得する必要があります。
高Tierの魔法と同じくそれなりのキャスティングタイムを要求されますが、フォーカスを消費することなくHPやフォーカスを回復できます。
キャスティングを中断させられた場合、使用を試みていたアイテムの数は減ってしまいます。

・秘薬
UOと同じく魔法の使用の際に秘薬が要求されるようになりました。
UOと違う点は、高位の魔法の詠唱時のみ秘薬が必要となること。
また、秘薬が無い場合でも詠唱を試みることが可能ですが、様々なデメリットが発生します。
ちなみに現時点での秘薬の種類や名称はUOのものと全く同じです。


■前回のキャラビルドとその問題点

前回はフルプレートに盾戦士のガチガチのスタイルでしたが、色々な相手と戦っていくうちに様々な弱点があることが分かりました。

・装備品がヘビーだと魔法がまともに使えない
現時点ではかなり深刻な問題です。
現在、ライフ魔法のヒーリングタッチが重要なヘルス回復手段となっています。
これをたびたび詠唱失敗していてはヘルスの回復がままならない上に、フォーカス消費もムダになってしまいます。
ヒーリングタッチはキャスティングタイムが必要ないため、相手を追いかけながら、あるいは相手から逃げながらの回復が可能です。
場面を選ばず、さらに詠唱妨害の心配なく回復を使えるのはかなりの強みです。
ヒーリングレイやヘルスポーションはタッチよりも高い回復量を誇りますが、それなりに長いキャスティングタイムを要求されるので、その間に相手を逃したり、キャストを妨害されてピンチに陥ったりと、使用時には状況を見極める必要があります。

・攻撃力が低い
片手剣はSTRの影響度が中程度なので、両手武器にくらべて威力が劣ります。
せっかく相手を追い込んでもワンチャンスで倒しきれずに逃げられてしまったり、重量級の武器を扱う相手の時にはアーマー貫通攻撃やスタン効果のある攻撃で、結局ダメージ負けしてしまう場面が多くありました。
さらに現時点の対人仕様では盾のメリットが薄いことが分かったので、今回は両手剣使いへと転向することにしました。
盾を外すことにより装備重量が軽くなるのでFizzleを減らすこともできます。

■今回のキャラビルドのテーマは攻撃力重視の両手剣戦士
以上の弱点を踏まえて試行錯誤した結果、それなりにカタくて攻撃力もある戦士が完成しました。

・装備品は中庸を心がける
胸はチェインメイル、下半身・頭・ブーツはプレート、手は布グローブ(アーマー性能はゼロなので素手と同様)を採用。
追記:オウルズヘッドの前にいる商人が、Fizzleゼロでダメージレジスタンス1のEpic Cloth Merchant Glovesを売っているのを発見。これに変更しました。頭防具もキングスポートの橋を渡ってすぐのところにいる商人が高性能なEpic Chain Helmを売っています。saesa氏の情報提供に感謝。

これらの装備よってそれなりのアーマーを確保しつつ、以前よりも格段に詠唱失敗の確率を下げることができました。
特に盾を無くしたことと、胸防具をチェインに変更したこと、グローブを軽いものにしたことの3点だけでFizzle値を30以上軽減できました。
武器はグレートソード(基本ダメージ19)へ変更。ロングソードに比べて基本ダメージ値が5上昇し、STR修正の恩恵も大きくなりました。(SDD値が低いほどSTRによるダメージ修正の恩恵を得られる。SDDはStrength Damage Dividerの略)
ここは好みでポールアームのVanduul槍(基本ダメージ23)などに変更してもいいかもしれません。

・スキル構成はパッシブ重視
タクティクススキルのヘルシー(MAXHPとリジェネUP)や、フォーカススキルのハイテンド・アウェアネス(MAXフォーカスとリジェネUP)、ヘビアーマーのエンデュランス(STRアップ)をMAXまで取得。
さらにライフマジックの効果を上げるパッシブを最大まで上げておくとヒーリングタッチを使った継戦能力がぐっと上がります。
ブレードスキルのパッシブはベースダメージアップのスキルは習得してもいいのですが、攻撃速度アップはなくてもよさそうな感じです。
フォーカススキルでは、ロックスキルのペナルティを軽減するパッシブもなるべく多くとっておきたいところです。

アクティブスキルはヘビーア-マーのボディスラムを多め(3以上)に、STRを一時的に上昇させるインナーストレングスも2か3程度とっておきます。
余裕があればダブルスラッシュもとっておきましょう。
当たり具合によってはダブルスラッシュで30近くダメージを取ることができますし、通常攻撃と同様にクリティカルチャンスがヒット毎に発生します。
クーデ・グレイスでトドメを狙うのもアリですが、ダブルスラッシュのほうが汎用性が高く習得に必要なスキルポイントも低いので、個人的にダブルスラッシュがオススメです。モーションもカッコいいですし。

アクティブスキルに関しては、レンドでDOTを継続させることを心がけ、あとは相手に接近したときに手元にあるものを適当に使えばOKです。
ボディスラムが手元にあるなら優先的にぶちかましてスタンを狙いましょう。
現在の仕様ではフォーカスは第二のヘルスと言っても過言ではないので、相手がファイターであれレンジドであれ、なるべくスタンに追い込んでフォーカスを削りたいところです。

・ロックスキルは回復を中心に
あとはロックスキルにナイツグレイス(スタンとノックダウンを回復)、レンド(DOT効果のある攻撃)、ヒーリングタッチ(回復小)、ヘルスポーション(回復中)を装備。
さらに消費アイテムスキルを3程度とっておいて、ヘルスポーション1をロックに、フォーカスポーション2をディールに割り当てています。
フォーカスポーションはチャンスの際に使えるようにロックスキルに割り当てていいかもしれません。
ただしこのデッキではあまりフォーカス消費が激しくないので、それほどフォーカスポーションが必要になる場面は少ないと思います。


これだけそろえておけば、あとは相手をターゲットして追いかけ回すだけです。
体力が少しでも減ったらクールダウンタイムを見ながらヒーリングタッチをかけ、再び相手をおっかけてレンドで切り裂き、スキあらばボディスラムをぶちかましましょう。
今回は遠距離攻撃を全くいれてないので、この構成を少しカスタムしてガストやライトニングを入れると遠距離戦がラクになるかもしれません。

追記: エアマジックのガストは戦士キャラでもぜひ入れておきたいスキルです。ポーションを飲む前に撃ってキャスティングタイムを稼いだり、相手が劣勢の際に足止めとして使ったりすることが可能です。もちろん相手から逃げたい時にも有効。
ガストは常時撃てると非常に便利なので、ロックスキルとして使うことをオススメします。
習得に必要なポイントも低く、キャスティングタイムがゼロなのも魅力です。

相手のターゲッティングとオートアタックはTABキーとTキーが便利。
左上のステータスバーの自分の名前が黄色くなっていればオートアタックモードがONになっている証拠です。
知らない間にオートアタックが解除されていることがよくあるので、視覚的にON/OFFをチェックできるようになったのはありがたい変更です。
マウスだと手元が狂ったり違う人をタゲったりして混乱しがちなので、キーボードショートカットから入力できるようになると便利です。

■動画など


チームアリーナ戦をぜひ録画したいと思っていたのですが、新要素なのに閑古鳥という有様だったため断念。
ちゃんとテキサス時間に合わせて遅くまで起きていたのに、30分まっても誰もこないなんて…。

仕方がないので街道マップでの辻切りプレイへと予定を変更。


…やっぱり誰も来ませんでした。
以外とPvP志向のテスターは少ないのかも?
こうなればやはりPvPの本場であるBrave Coastに期待をするしか。

予想通りBrave Coastには常に数人~十数人のプレイヤーがいました。
実はShardのsaesa氏とともにBrave CoastでPvPをする機会がありました。
その時は盾戦士でなかなか勝負がつかないところに、他のプレイヤーから横殴りを受け勝負はお流れになってしまいました。
追記:ShardのR9体験記の記事に様々な有用な情報を記してもらっています。装備品の情報などは完全ノーマークだったのでありがたく拝読させてもらいましたm(_ _)m。
次は鉄カブト捨ててエピックチェイン頭を導入します。

その後はCOOPっぽくパーティーを組んで乱戦に参加していたのですが、島内には某ギルドのメンツがパーティーを組んで待ち構えており、集団で小規模なパーティーや一般ソロプレイヤーを襲撃している模様。
逃げようとするとライトニングでスタンを食らわされるので、UOの赤ネームのAn Ex Por詠唱を思い出してしまいました。(もちろん当時ほどの緊張感は無かったですが)

その時はしょうがないので撤退して、また後日Brave Coastを訪問。
その時もまた同じギルドメンが島内を制圧していました。
ちょっと冗長ですが、その時の様子を録画した動画があるので、PvPの雰囲気が伝われば幸いです。
日が落ちてからは現地即席メンバーによるギルメン掃討作戦も。

■Brave Coastの死闘
Youtubeの動画解説にハイライトを記載しました。通しで見ると非常に冗長なので、Youtubeのページでハイライトを参考にしながらの鑑賞をオススメします。


■弓使い氏との1on1
※ドローゲームなので、適当に省略しながら鑑賞して下さい。
2:30あたりにワンチャンスあったんですがフォーカス切れで逃してしまいました。



その他のR9の小ネタなど


・鉱石(Iron Ore)はArdorisのクラフトパビリオンのトレーナーから購入が可能
・グレートソードはArdorisの武器屋のカウンターから失敬することが可能(徳を失います)
・Ardorisの武器屋店内から失敬した品は、売却してお金にすることが可能(オウルズヘッドの武器屋ではValue値がゼロのものが多い)
・チャットウインドウをピン止めした状態でホイールクリックするとチャット欄からのフォーカスを外すことができる。ESCキーやENTERを押さずに移動モードに移行できるので、WASDキーやマウスから手を離す必要もなくて便利。
・Vキーで詳細なステータスを表示。Fizzle値や攻撃力(Attack Skill)、さらにはヘルスやフォーカスのリジェネレート速度など、自分のキャラのスペックを把握するのにとても役立ちます。数値はリアルタイムに変化するので、ウインドウ開いたまま装備やスキルの変更をして値の変化を見てみるのも一興。
・お金稼ぎにはFerig's Battle Campがオススメ。ここは陣地から見て正面、右手、後方の三箇所にコボルドがスポーンするポイントがあり、さらにそこには味方のNPC兵士も登場します。
コボルドだけでなく戦闘で倒れた味方の死体からお金をルートすることができるので、かなりのラクにお金を稼ぐことが可能。
三箇所を定期的に回るだけですぐに数千ゴールドはたまると思います。
ポーション代と秘薬代がワリとバカにならないので、しっかりここでお金をためておきましょう。

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