Update of the Avatar #98 - 2014.11.07

https://www.shroudoftheavatar.com/?page_id=29385

今週のUpdate of the Avatarの概要は以下の通り。

・あらたなゲームシーン"Tower of the Shuttered Eye"
・コミュニティメイドのBGMについて
・R11を振り返って: クリス・スピアーズ

・Lord Marshalレベルの出資特典: Automaton Servant
・R11のサーバオープン期間は現在も延長中
・SteamクライアントからもSotAがプレイ可能に
・BFセール期間は購入金額の15%がボーナスクレジットに(12月2日 15:00まで
・ホリデーセール: トナカイ召喚笛と9枝燭台
・一部のアドオンが販売終了へ: Wood & Plaster 2-Story with Balcony Town Home
・Alienwareが$20出資クーポンを配布
・今週のメディアニュース
・今後のSotAイベント



あらたなゲームシーン"Tower of the Shuttered Eye"



この塔はNovia大陸の南東部の沼地に最近出現したと考えられています。
この沼地には珍しい秘薬を目当てにやってくる旅人もいますがその数は少なく、塔がいつどのようにして作られたのか、それを知る者は誰もいません。
ウワサを聞きつけて塔を調査する者も現れましたが、塔の中はがらんどうで、蜘蛛の巣とネズミしかいなかったと報告されています。
しかし、嵐の夜に松明をもったフードを被った人影がこの塔に出入りするのをみたという者もおり、さらに塔の頂点から電撃が発せられているのを見たとも言っているようです。
現在、塔のある沼地に足を踏み入れる者はまれで、貴重な秘薬を求めてやってくる冒険者の姿も滅多にみることができません。

このシーンは12月20日のR12アップデートで実装が予定されています。



コミュニティメイドのBGMについて


イオロことデビット・ワトソンと、Ultimaシリーズの作曲者ケン・アーノルドはUltimaを支えてくれた偉大なコンポーザーでした。
しかし、それらの人材がいない今、SotAの楽曲を誰に任せるべきか、開発チームはずいぶんと頭を悩ませることになりました。

SotAのBGMに求められる二大要素
・ゲーム楽曲らしい耳の残るメロディーライン(昨今のムービーライクな豪華なオーケストラ・スコアにはない、特徴的なメロディー)
・リピートに耐えうる、飽きのこないもの

もちろんこの条件を達成できるコンポーザーを探すのは難しく、楽曲の作り手を決定するのは難航を極めました。
いくつかの作曲スタジオからオファーがありましたが、予算を考えるとそのオファーを受けるのも難しい状況にあり、さらにデモテープの内容もSotAの雰囲気にはとてもそぐわないものだったのです。
WEBで公開されている様々な楽曲を直接買いつける計画もありましたが、結局SotAに見合うような曲調のものは滅多に見つからず、SotAのBGM探しは完全に行き詰まってしまいました。

その時、SotAのコミュニティが楽曲の提供を申し出てくれたのです。
しかし、正直なところをいえば、クオリティの高い楽曲はでてこないだろうとおもっていました。
実際に初期に提出された楽曲はオーケストラ志向の現代的な楽曲で、それはSotAの
BGMとしては求められていないものだったからです。

あるとき、the Poets CircleのHoltからこんな質問を受けました。

"あなたがSotAに求めている楽曲とはなんなのか、それをハッキリと私達に教えてください"


この瞬間、私はコミュニティに対して甚だしく不誠実な仕打ちをしていたことを痛感しました。
すぐに楽曲に必要な要素と説明をテキストに起こし、SotAに相応しいBGMの要項をコミュニティに向けて伝えました。
それからすぐにThe Poets Circleの面々をはじめ、さまざまなユーザーたちが協力して作曲者のコミュニティを結成しました。
彼らはそこでお互いの作品のレビューや、必要なソフトウェア購入のためのカンパなどを企画して作曲活動を進めていったのです。
それから数ヶ月後、コミュニティから続々と新作が届き始めました。

私は文字通り、涙がこぼれるほどに感動しました。
コミュニティから提出された楽曲はいずれも素晴らしいものばかりだったのです。
我々がそれぞれのテーマに基づいた楽曲の募集を開始すると、すぐにたくさんの楽曲が私達のもとに届きました。
中には徳をテーマにした難しい課題のものもありましたが、私達はその楽曲の理想のイメージをコミュニティのメンバー達と共有できるようにつとめました。
SotAの優れた楽曲は、その多くがThe Poets Circleの面々やその他のコミュニティメンバーによって提供されています。

Beautiful Meadow, by Jarrod Kailef:


Dark Alien Magical Warping, by Sir Wombat:


Elven Truth Seekers, by tinottt aka Faustino Sanchez II:


Foundation & Strength, by Richard Daskas


Dance of Fauns / The Hidden City, by Grandmaster Bard Holt Ironfell:


これら5つの楽曲は、我々が自信をもって紹介できる素晴らしいものです。
アップデート情報を通じて、今後も楽曲を紹介していくつもりです。

By the Virtues!
Lord British


R11を振り返って: クリス・スピアーズ


クリス・スピアーズの投稿から、いくつか気になった点を抜粋してみました。
https://www.shroudoftheavatar.com/forum/index.php?threads/chris-r11-abbreviated-brain-dump.16520/

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・R9→R10の時は得られたデータ量が50%増加した。さらに今回、R10→R11でも50%以上の増加率を記録した。

・R11の開始1時間で、内部の統計データのイベント数が19937381イベントを記録した。

・Steam効果により、前回に比べ1000人も新規参加者が増えた。

・使用武器の種類の分布

Blade 1-handed = 897,635
Bludgeon 2-handed = 309,226
Polearm = 188,841
Bow= 152,381
Blade 2-handed=141,851
Bludgeon 1-handed=84,052
Wand=48,036
Staff=37,216
Crossbow=4,917


-統計データ中のすべての攻撃のうち、8割が片手剣によるもの。
-レベルが上がるにつれて、殴打武器のSTR補正の強さにプレイヤー達が気づいたようだ。
-今回はゲーム中で200万回の通常攻撃(オートアタック)が行われた。これは今回のプレイヤーのアクティブさを証明する数字である・
-我々はオートアタックとスキル攻撃の比率が2:1になるように現在調整を行っている。
-7000人以上のキャラクターの中の半数以上が開始後街を離れてもすぐに戦闘には向かわず、さまざまなマップの探索から始めている。

#私は相変わらず両手剣ですが、意外と人気がないですね…。
STR値の上昇補正が高く高火力で、武器のクリティカル率もまあまあ、さらにスキル実装が充実したブレードスキルツリーが使えます。
攻撃スキルもスラストは低コストで一撃が重く、ダブルスラッシュは当たり具合によっては3ケタダメージも狙える手軽な大技、その他にもディフェンス用の技やDoTを与える攻撃などバラエティに富んだ構成となっており、2Hソードはかなり魅力的だと思うのですが。モンスターの殲滅も速いですし。
##でもPvPやると結構負けたりします。


・倒されたモンスターの種類と数
Elf = 224,495
Wolf = 203,207
Bear = 187,043
Skeleton = 141,075
Kobold = 98,364
Chicken=26,619

-ニワトリが死亡数ナンバー1の座から転落。
-レベル上げにはVertas Passがちょうどいいので、多数のエルフが犠牲になったと思われる。

#意外とオオカミやクマも狩られていますね。私は始終ホネとエルフばかり倒していた気がします。
コボルドやFaunは相変わらず強いです。
リッチもAI変更により召喚スケルトンや拘束スキルの使用するなど、さらに手強い相手になりました。
クモも多段ヒット技や遠距離攻撃が実装されており、以前とは打って変わって凶悪なモンスターになっています。

・各スキルの使用回数
Thrust = 219,598
Double Slash = 172,818
Rend =114,479
Healing Touch = 111,116
Crushing Blow = 95,440
Knock Back = 76,942
Fire Arrow = 76,411
Riposte = 75,500
Death Touch = 68,677
Knock Down = 66,084
Whirling Blades = 62,837
Puncture = 58,866
Death Ray = 56,761
Push = 54,295
Flame Fist = 56,626
Healing Ray = 49,817
Offhand Attack = 43,763
Inner Strength = 30,736
Light = 28,378
Body Slam = 25,872
Defensive Stance = 22,472
Deflect = 18,587
Ground Pound = 16,521
Dodge = 16,220
Aimed Shot = 15,095
Shield Bash = 14,548
Fiery Decay = 8569

-全体的にマジックスキルが少ない。魔法スキルが比較的弱いことがうかがえる。
-弓も弱いせいか人気がない。
-今後は秘薬の消費によりマジックスキルがより強力な威力をもつようにし、コンボもより有用なものに調整していく。

・延べ12000ものパーティーが結成された。

・レベルアップに必要なEXPや敵から得られるEXP値は今後も調整していく

・現時点でのEXPトップ25
25 - Parallelogram
24 - Uther Pendragon
23 - Jinx O'Sonoma
22 - Kazar McKillin
21 - Sophi
20 - Mata
19 - Vignir
18 - Manerd
17 - Trokip McLarren
16 - GoldenWing
15 - Arianna
14 - Lord Lonn
13 - Jiirc Overshoes
12 - Net
11 - Invidia
10 - Vajra
9 - Moonshadow
8 - OldMan Weinie
7 - Saesa
6 - Traveller
5 - Athanil
4 - Star Lord
3 - Turin
2 - Eks
1 - Archaon Avenguard

-レベルアップによる成長曲線は概ね思った通りに機能している。
-テストに参加している開発者のキャラクターが、半分のレベルしかないテスターのキャラクターに負けてしまった。内容もかなりの接戦で、レベル差の有利不利のバランス調整が上手くいっている証左だと思って言える。
-R11のレベリングは製品版よりもずっとレベルアップの速度が速いものになっている。
-最初の一週間でレベル50に達したプレイヤーは50人以上いる。


【重要】Alienwareが$20出資クーポンを配布


DELL社のゲーミングPCブランド"Alienware"はSotAをスポンサードしています。
SotAユーザーはAlienware製のハードウェアを所持しているかどうかに関わらず、SotAのアカウントに無条件で$20分のクーポンを受け取ることができます。
現在$45以上の出資で製品版のダウンロード権とテストプレイの権利を得ることができますが、$20クーポンの使用により事実上$25からテストプレイに参加することが可能になりました。
クーポンの取得方法はこちらのページのTHIS LINKを経由してSotAアカウントの新規登録、または既存のアカウントへのログインを行ってください。
SotAアカウントの登録手順に関しては、当サイトこちらのページをご覧下さい。


今週のメディアニュース


October 28 - MMORPG.com: Shroud of the Avatar Release 11 Live Stream: Part 1 and Part 2

November 4 - MMORPG.com: Shroud of the Avatar Column: Full STEAM Ahead!

November 6 - MMO Play: Top Five Ways to Build MMO Hype


今後のSotAイベント


https://www.shroudoftheavatar.com/?page_id=35475
2014.11.14 -- Duke & Lord of the Manor VIP Design Roundtable with Lord British and Portalarium Studio Tour
2014.11.15 -- HoBLotH II: Legends of the Hearth
2014.11.20 -- Release 12 Access
2014.11.24 -- SotA launches on Steam Early Access
2014.11.26 -- Monthly Video Hangout: R12 & R13 Discussion
2014.11.27 -- SotA at Dreamhack (Sweden)
2014.12.18 -- Release 13 Access
2014.01.22 -- Release 14 Access
2014.02.19 -- Release 15 Access
2014.03.13 -- SotA at SXSW Interactive
2014.03.26 -- Release 16 Access

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