ultimacodexのウェブマスターに20年の時を超えてゲームクリア証書が進呈される

http://ultimacodex.com/2015/01/in-which-rustic-dragon-and-richard-garriott-leave-me-humbled/

Ultimaのファンサイトとして最大級の規模を誇るultimacodex.com、その管理人であるWTF DRAGON氏が久方ぶりにUltima6をプレイしてリチャードのtwitterにUltima 6クリア報告をしたところ、陛下からゲームクリア証書が送られてきたそうです。

ことの起こりはWTF DRAGONの元へ届いた一通の封筒。
送り主はRustic Dragons氏で、封筒の中には以前Hearth of the Britainniaが開催したTelethon of the Avatarの資金調達企画の特典が入っていました。
Telethon of the Avatarは2013年の9月に行われたRustic Dragon氏主催による資金調達イベントで、SotAに追加出資してくれたユーザーに秘蔵のUltima関連のコレクションを贈呈するという実にSacrificeな企画でした。
結果1万ドル以上のお金が集まり、すべてSotAの開発資金として寄付されています。

氏が開いた封筒の中にはUltimaのカードゲームのフルセットやHearth of the Britanniaのステッカーなどが入っていました。
なにせ企画に参加したこと自体が1年半近く前のことで、さらに企画終了後に特典の送付が一向に無かったため、自分のところへ特典を送るのを忘れてそのままになっていたのだろうと思っていたそうです。
さらに思いがけないことに、封筒の中にはUltima 6のゲームクリア証書が同封されていました。もちろん陛下の署名付きで。


Ultima 6は氏が子供の頃に夢中になってプレイしたタイトルで、何度もエンディング画面を見たそうです。
Ultima 6のエンディング画面ではゲームクリアしたことをロードブリティッシュに報告しよう!、というインストラクションが表示されるのですが、氏は当時子供であったために、両親の許しを得られるかどうかわからなかったため断念してしまったとのこと。

それから20年後Ultima 6を再びプレイしクリアした氏はtwitterで陛下にゲームクリアを報告、それが今回の件の始まりとなったそうです。

また、今回の件に限らずUltimaや将来的にSotAをクリアしたユーザーにはゲームクリア証書を発行する、との声明がリチャード・ギャリオット本人のTwitterで発表されています。

基本的に報告した方法に準じた証書を発行するようです。
つまり、Twitterや電子メールでは電子データが、郵送の場合はオリジナルと同じデザインのクリア証書が発行されます。
しかし、証書の完全なオリジナルブランクは手元に残っていないため、現物の証書の場合は既存の証書をスキャンし、名前の部分を画像処理でを書き換えて印刷する、という方法で作成されるとのこと。
郵送の場合は記事最下部の宛先に返信用の封筒と切手を同封し送ってください。
クリア証書を発行してもらえるタイトルは、当時クリア証書企画が立てられていたのものだけです。
Ultima 3, Ultima 4, Ultima 5, Ultima 6, Ultima 7 (The Black GateとSerpent Isleの両方), Ultima 8, Ultima Underworld、以上のタイトルがクリア証書発行に対応しています。
ちなみに名前をルーン文字で入れてもらうことも可能です。希望者はクリア報告の際にそれを申し添えることをお忘れ無く。
ルーン文字はUltimaの場合は古いルーニックフォントが、SotAの場合は新しいルーニックフォントが使用されるとのこと。
この芸コマぶりがUltimaらしいですね。

宛先: Portalarium Inc.
3415 Greystone Drive, #300
Austin, TX 78731

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