Update of the Avatar #90 - 2014.09.12

今週のUpdate of the Avatarの詳細は以下の通り。
https://www.shroudoftheavatar.com/?p=44075

・ダークスターのトレーニング動画が公開
・開発チームに新たなゲームデザイナーが参加
・Founderの出資レベル特典、"Founder's Developer Blog"の内容について

・Baron's Cloak
・Knight's Cloak
・クリーチャー・スポットライト: エルフについて
・Alienwareが$20出資クーポンを配布
・今後のSotAイベント



ダークスターのトレーニング動画が公開


今年の3月7日にロードブリティッシュ vs ダークスターのフェンシング対決が行われました。
そして今日、この企画の為にフェンシングの練習に励むダークスターの姿を収めたムービーが公開されました。
動画のBGMにはSpace Birdsによる"Eye of the tiger"の替え歌が用意されるなど、非常にこった内容となっています。
ちなみにRustic Dragon氏がコーチを務めていますが、Dragon氏はフェンシングの心得があるのでしょうか?



娘さんとスパーリングをする一幕も



開発チームに新たなゲームデザイナーが参加


今から二ヶ月前、開発チームは新たなレベルデザイナー・ワールドビルダーの募集を開始しました。
そしてこの度この求人に応募してくれた二人のデザイナーを紹介したいと思います。
Artie RogersとAbe Robertsonです!

Artie Rogersは1996年からゲーム業界のキャリアをもつベテラン開発者です。
ゲームの品質保証部門からクリエイティブディレクターまで、さまざまなポジションを経験してきました。
彼の手がけたもっとも有名なタイトルはWizards 101になるでしょう。
このタイトルは2010年のベスト新作MMOタイトルとして選ばれました。
また、エルダースクロールズ・オンライン、Area 51、The Hobbit、Medal of Honor 3、Ultima Onlineといったタイトルにも関わっています。
彼は様々なゲームジャンルを手がけるだけでなく、幅広いターゲット層に向けてライト・ハードコアを問わず様々なタイトルをリリースしてきた経歴があります。
また、MMOゲームに関する本を執筆したこともあります。

SotAの開発チームにおける現在の彼の役割は、 Solace Bridgeと呼ばれる戦闘によって破壊されたシーンの制作です。


こちらはAndy Cortez作の破壊された城門のパーツですが、これもSolace bridgeのシーンにマッチしそうです。


Abe Robertsonはゲームデザイナー/ワールドビルダーとして5年のキャリアをもち、さらにシーンモディングについても4年間のキャリアがあります。
彼の手がけたゲームシーンには、Call of Duty: Black Ops、Halo 4、Black Mesaといったタイトルのものがあります。
Portalariumでも彼が遺憾なく力を発揮してくれることを期待しています。

レベルデザイナー志望者には試作してくれたゲームシーンを提出してもらいました。
Abeの手がけたテストマップは応募者の中でもとりわけ個性的で、ぜひその才能をSotAの開発でも発揮してもらいたいと思わせるようなものでした。
現在はVertas Passと呼ばれるシーンの制作を行っています。
このシーンは"コントロール・ポイント(抗争拠点)"として機能する予定になっています。
各派閥によって占領下におくことができるシーンになるでしょう。
このシーンはR10で披露できる予定になっています。


現在の開発チームの人数は多少の増減はあるものの、今月の時点で38人となっています。



Founderの出資レベル特典、"Founder's Developer Blog"の内容について



Founderレベル以上の出資者に限定で公開しているデベロッパーブログですが、そのフォーラムセクションの中にStandup Cornerというスレッドがあります。
SotAの開発体制としてAgile software developmentとSCRUMのメソッドを採用しています。
これには毎日のスタンドアップ・ミーティングの開催も含まれており、開発メンバーは毎朝一堂に会し、アートやプログラミングなどのチームごとに10分間の報告を行います。
その内容には、昨日の成果や今日の目標、また解決すべき課題などを全員に周知すること、などがあります。
また、このスタンドアップ・ミーティングの概要は公式フォーラムのデベロッパーブログのセクションに毎日投稿されています。
出資者は開発者の動きを、このコーナーをチェックすることで知ることができるでしょう。
では今週の10日のスタンドアップ・ミーティングの概要を紹介しましょう。

■スタンドアップ・ミーティングについて

Wednesday September 10, 2014

ARTISTS(アート関係

Alyssa Reuter: Death and dying VFX
(死亡時のビジュアルエフェクト)

Andy Cortez: Crumbled set polish finish & Bugs
(ガレキのパーツの仕上げやバグの修正)

Bob Cooksey: Bugs(バグの修正)

Bren Wilson: Weapon transitions & Draw/stow animations for two-handed
(武器のモーションと両手武器の抜く/しまうモーションの制作)

Geoff Mellon: Automatons & Meetings & Faces
(オートマトンの制作、会議の出席、キャラクターの顔の制作)

Jay Reichman: Bugs(バグの修正)

Kevin Wells: Bugs & Cloth sim & Knight's Cloak
(バグの修正・衣服の物理演算シミュレーション・Knight's Cloakの制作)

Scott Jones: Dungeon kit additions(ダンジョンキットの追加要素の制作)

Stephen Daniele: Graf Gem Mines in-game map & Geothermal concept preparation
(Graf Gem Minesのインゲームマップの制作・地熱の概念のコンセプト制作)

DESIGN(ゲームデザイン)

Abe Robertson: Vertas Pass terrain(Vertas Passのシーン制作)

Artie Rogers: New user setup & Meetings
(新機ユーザーのためのセットアップと会議の出席)

Bill Kirkman: Bugs & Underworld entrance and exits
(バグ修正と、地下世界への入口・出口の制作)

Brandon Cotton: Vendors & Shopkeeper bundles & Guard Davis loot nuke & Skills
(ベンダーの取り扱い品目の設定・ガードDavisの持ち物の変更・スキルの製作)

Finn Staber: Combat FX & Bugs
(戦闘時のエフェクトとバグの修正)

Gina Dionne: R10 NPC polish & Virtue quests
(R10で登場するNPCの洗練とVirtueクエストの制作)

Scott Jennings: Oracle & Virtue quests
(オラクル・Virtueクエストの制作)

TECH(技術)

Erik Touve: Ranged AI & Meetings & Slimers
(遠距離攻撃型AIの制作・会議の出席・一括処理プログラムの制作)

Jason Yenawine: Build process & Server reports &
(ゲームビルドの制作・サーバのレポート処理)

Joaquin Del Canto: Character creation & PvP arena bugs & Facebook Screenshot option
(キャラクター制作・PvPアリーナのバグ修正・Facebookのスクリーンショットオプション)

Justin Gilbert: Water Lot Island
(水上の土地の制作)

Ken Pfile: Challenge dungeon support & Bugs
(チャレンジダンジョン制作のサポートとバグフィックス)

Tassilo Phillipp: Shader support & Additional payment methods
(シェーダーサポートと出資の決済手段の追加)

Zack Sheppard: Crafting & Resource nodes
(クラフトとリソースノード)

QA(品質保証)

Aaron Holden: CS & QA
(カスタマーサポートとテストプレイ)

James Cousar: Sanity checks & Regression & AI smoketest & Underworld testing
(ゲームの健全さのチェック・バグの再テスト・AIのテスト・地下世界のテスト)

PROD/MGMT/OTHER

Chris Spears: Memory issues & Water performance & Animation performance
(メモリ管理の問題・水の表現の描画パフォーマンスの最適化・アニメーション描画パフォーマンスの最適化)

Dallas Snell: Business(ビジネス)

Michael Hutchison: Wartorn biome & Tree 8 black-screen testing
(戦場の生物群とTree 8 black-screen testing[?])

Richard Garriott: Music approvals & Schools of magic names feedback review
(プレイヤー製のBGMの評価・魔法系統の名称のフィードバックの確認)

Rick Holtrop: Backers & CS & Crowd payments & CS & backer support
(出資についてのユーザーサポート)

Starr Long: LotM home feedback review & Forums & Creature AI direction
(LotMのハウスモデルのレビュー・フォーラムへの投稿・AIのディレクション)


■Developer Q&Aについて

我々はコミュニティから寄せられる質問に定期的に答えていく機会を設けています。
回答はSotA Developer Q&A forumのセクションに投稿されています。
主にコミュニティメンバーのMitch氏によって質問がまとめられています。
フォーラムでは事前に提出する質問をユーザーに投稿してもらい、その中で"likes"が多くついたものを開発チーム側に提出する、というプロセスをとっています。

では最近のQ&Aから一部を引用してみましょう。

Q: 土地権限の許可はどんなものになりますか?家単位で設定されるのか、それとも部屋やドアにも権限を付加することができるのでしょうか?

A: 現在は家単位でしか設定できませんが、将来的にはもっときめ細かい設定が可能になります。時間制限が有効なキーをクラフトできるようになる、といったアイデアもあります。

Q: ファーストパーソンビューはサポートされますか?

A: 現在の想定では一人称視点は想定していません。少なくともエピソード1での実装はないでしょう。しかし、VRデバイスのサポートすることもあり、チームとしては導入には前向きです。
しかし現在、その優先度は低いことをご承知ください。
現在の仕様でも、最大レベルまでズームを行うと仮想的にファーストパーソンビューにすることが可能です。

Q: ギルド結成に必要な最低人数は?また、ギルドメンバーの最大数に制限はありますか?また、その組織形態によって制限が変わったりしますか?一般的なギルドの形態では、ソーシャルな団体の形態にくらべて最大人数に制限が課せられるとか?


A: ギルドの仕様とその役割については、R10のリリースに合わせて情報を公開する予定です。

Q: ミニゲーム的なものはありますか?インゲームでポーカーをしたり、ギャンブル機能をサポートしたりとか。


A: エピソード1の段階では、そういったミニゲームのサポートは想定されていません。しかし、そのアイデア自体は非常に興味深いと思います。できれば導入したいと思っていますよ。
UOでもチェスやチェッカーを酒場で遊んだ人も多いでしょう。


クリーチャー・スポットライト: エルフについて



エルフはオブシダン戦争の折に、オブシダンのソーサラー達によって作り出された人造生物です。
エルフ達は世界を支配するための道具としてオブシダンの軍勢に利用されていましたが、軍勢のトップが不在となるとともに、エルフ達もいずこかへと散っていきました。
彼らの子孫は今日も生存しており、また、エルフが人間から疎まれ迫害されている存在であることも自覚しています。

オブシダン戦争から200年経ち、Vertasのエルフと呼ばれるエルフ達が現れました。
彼らは今までのエルフの生き方を見直し、新たな生活をおくるべく道を歩み始めたエルフ達です。
Vertasのエルフは知力と体力を持ち合わせた種族でしたが、戦争の道具であった過去の時代の偏見は残り続けました。
しかしそういった偏見の中でも、Vertasのエルフ達は過去の戦争の歴史を鑑みながら、平和でよりよい暮らしができることを願っています。


アウトランダーと呼ばれる者達は、ニューブリタニアの人間と姿形が非常によく似ています。
ニューブリタニアの人々とアウトランダーとの大きな違いは、彼らはニューブリタニアの外の世界からやってきた者達であるという点にあります。
また、アウトランダーは元の世界とニューブリタニアではその容姿も全く別のものになります。彼らはニューブリタニアへとやってくる時に、その容姿を好きなように変えることができるのです。そして性別でさえも例外ではありません。

また、非常に稀なケースではありますが、人間ではなくエルフの姿でこの世界へやってきたアウトランダーも存在するようです。


【重要】Alienwareが$20出資クーポンを配布


DELL社のゲーミングPCブランド"Alienware"はSotAをスポンサードしています。
SotAユーザーはAlienware製のハードウェアを所持しているかどうかに関わらず、SotAのアカウントに無条件で$20分のクーポンを受け取ることができます。
現在$45以上の出資で製品版のダウンロード権とテストプレイの権利を得ることができますが、$20クーポンの使用により事実上$25からテストプレイに参加することが可能になりました。
クーポンの取得方法はこちらのページのTHIS LINKを経由してSotAアカウントの新規登録、または既存のアカウントへのログインを行ってください。
SotAアカウントの登録手順に関しては、当サイトこちらのページをご覧下さい。


今後のSotAイベント


https://www.shroudoftheavatar.com/?page_id=35475

2014.09.25 -- Release 10 Access
2014.10.01 -- Monthly Video Hangout: R10 & R11 Discussion
2014.10.23 -- Release 11 Access
2014.10.24 -- SotA at Captivate
2014.10.29 -- Monthly Video Hangout: R11 & R12 Discussion
2014.11.03 -- SotA at GDC Next
2014.11.14 -- Duke & Lord of the Manor VIP Design Roundtable with Lord British and Portalarium Studio Tour
2014.11.15 -- HoBLotH II: Legends of the Hearth
2014.11.20 -- Release 12 Access
2014.11.26 -- Monthly Video Hangout: R12 & R13 Discussion
2014.12.18 -- Release 13 Access

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