Update of the Avatar #71 – 2014.05.02

https://www.shroudoftheavatar.com/?p=39719

今週のUpdate of the Avatarの概要は以下の通り

・リリース5を振り返って & リリース6へ向けて
・Benefactor Baron City Home
・早期出資者限定のエモート
・お友達を紹介して限定エモートを手に入れよう
・Dev+限定Unityアセットパックがリリース

・Castle Stone Arena Basement
・Rustic 2-Story with Loft Village Home
・Wood & Plaster 3-Story Village Home
・Blade of the Avatar Novel: Chapter 20が公開
・Alienwareが$20出資クーポンを配布&計1000人のユーザーをαテストに招待
・今後のSotAイベント

リリース5を振り返って & リリース6へ向けて


クリス・スピアーより(抜粋)

・R5の総合評価はB-。特にプレイヤー側からの評価はD+程度だったかもしれません。でも、バックグラウンドで動いているゲームシステムはとても順調でした。この部分はA-くらいの評価をしてもいいでしょう。

・R5実施の2日前までまともに動作しない状態でした。戦闘システムがまともに動かなかったり、マップから移動した時に100%クラッシュしたり、他のプレイヤーが設置したオブジェクトが見えなかったり、マップシーンが以上に暗すぎたり明るすぎたり、NPCとの会話システムもまったくまともに動かなかったりと、本当にどうしようもない状態だったのです。
R5をなんとか実施できるところまでこぎ着けた時点でハイファイブものです。

・リニアライティングの導入により、各光源のライティング設定やシェーダの設定を見直す必要が出てきますが、よりよいライティングエフェクトを実現できると思います。
R5では各シーンの設定がまだ済んでいなかったので、中にはたいまつなどの光源をもっていても暗いシーンも存在しました。次のリリースでは適切なライティングを施されたマップを冒険できると思います。

・今回からマップシーンデータ専用のサーバを用意しました。
コピーマップのインスタンスやシンクロナイズも上手く機能しています。今後のリリースでは、プレイヤーベンダーの商品リストデータのシンクロやタウンクライヤーの実装も目指しています。

・マップシーンのサーバを新調したことにより、ひとつのシーンに大量のプレイヤーデータを格納することができるようになりました。もしロード・ブリティッシュがBraemarで演説をした際に大量のプレイヤーがBraemarに詰めかけても、Braemarの全てのインスタンスの演説台にロード・ブリティッシュがリアルタイムで登場し、全インスタンスのプレイヤーが同時に同じ演説を聴くことができるようになるでしょう。

・さらにプレイヤーどの場所で死んだか、といった情報もトラッキングが可能になりました。Sense Dangerのスペルを使うことにより、全インスタンスのプレイヤーがどのポイントで死亡したかが分かるようになります。
(註:デモンズソウル・ダークソウルでいうところの血痕システムですね)

・インスタンスをまたがるボスモンスターの実装も現実的なものになりました。10インスタンスを使って計500人が同時に一体のボスと戦う、といったことも可能になるでしょう。(ボスのHPが各インスタンスでシンクロしている仕様のようです。カプコンのRPGタイトル"ドラゴンズドグマ"におけるウルドラゴンのシステムが近いかもしれません)

・これはユーザー側からは分からない仕様ですが、宝箱やバッグ、死体などのコンテナ内にあるアイテムデータは、プレイヤーがアクセスするまでは読み込まないように変更しました。
これによりハウス内に大量のアイテムをため込んでも、通りがかったプレイヤーに膨大なデータの読み込みをさせることがないので、この変更はゲームパフォーマンスに寄与するでしょう。


スター・ロンより

皆さんのおかげで今回のテストも成功を収めることができました。
ここで、我々のいう"テストプレイの成功"とはなんなのか、その定義を説明しておきましょう。

・新コンテンツの実装すること
・毎月の定時リリーススケジュールを守ること
・テストプレイヤーからフィードバックを得て、それを次回のテストに生かすこと
・少なくとも90%以上のプレイヤーがゲームを遊べる状態を保つこと


これらの項を定義とすれば、R5は成功したと言えるでしょう。
しかし、シーン毎に完成度がバラバラでしたし、またグラフィックのさらなる強化やUIの利便性向上の必要性も感じています。
来たるR6では新コンテンツを詰め込むよりも、全体のクオリティアップを目指すことにしています。

ユーザーの皆さんからはこんな意見をよく聞かされます
"各システムがどれも未完成なままだけど、こんな状態で10月に正式リリースできるの?"、と。

SotAの発売日に関して我々はこう考えています。
"届け物について: 人はいつそれを届いたかは忘れてしまうが、届いたものがどうだったか、はよく覚えているものだ"

正直に言えば、10月のリリースはかなり難しいでしょう。
しかしリリースの時期を決めるのは我々だけではなく、テストプレイヤーの手にもゆだねられているのです。
我々は共にテストとフィードバックを積み重ねていき、開発者からもテストプレイヤーからも正式に発売しても大丈夫なクオリティに仕上がったとお墨付きをもらった時、発売日がようやく決定するというわけです。

リリース6について



RELEASE 6, May 22 - 25, 2014: Without further ado here are the details of the new Release 6 plan:


・グラフィックの向上

現行のゲームと遜色ないグラフィックレベルを目指しています。
以下に示す項目は、R6での実装を目指し開発を進めているグラフィック関係の項目です。
 
・ライティングの調整
SotAの夜は全体的に暗いものになるでしょう。
プレイヤーは夜間には松明などの照明が必要になります。

・シェーダー
現在使用しているシェーダーだけではなく、他のタイプのシェーダーの採用も検討しています。

・キャラクター
新しいライティング仕様の導入により、キャラクターのスキンシェーダーの調整や、コンバットアニメーションのブラッシュアップや、装備品を身につけた際のマッチング作業を行っています。
UnityエンジンのVer5を導入して、キャラクターの髪の仕様も向上させたいと思っています。

・マップの構造物について

現在、建物やダンジョンのカベなどのオブジェクトは必要最低限のポリゴンで構成されており、パフォーマンス的には完全にチューニングが終わっています。
今後は建造物に曲線が必要な部分があれば追加していく予定です。

・プレイヤー同士のセキュアなトレード
プレイヤー間で安全な取引ができるようなシステムを実装します。

・クラフト
クラフトテーブルについた時のアニメーションは従来のものを一新し、新しいものに置き換えられます。
さらにクラフト作業時や資源採集時に新しいサウンドと視覚効果が追加されるでしょう。

・戦闘
R5では追加効果のあるスキルはまともに機能していませんでした。
さらに照明効果のある魔法なども同じく機能していません。
R6ではこれらの仕様をちゃんと実装し、各モーションも正確に動作するよう努めていきます。
デッキスステムの本格実装はR7かR8になるでしょう。

・ルート
コンテナデータの仕様変更により、同じ死体から複数のプレイヤーがルートできたり、マップを出入りすることによりルートアイテムを復活させたりといった問題を解決することができるようになるでしょう。

・エモート
同じ動作を繰り返すエモート(Dancing, Conversationなど)を今のものよりさらにブラッシュアップするつもりです。
また、あるエモート(Clapping, Laughingなど)にサウンドエフェクトを付加することも考えています。

・動物
現在、オオカミやクマなどの動物のモデルはUnityストアのアセットデータを購入して使用していますが、これは我々の想定しているクオリティに達していないので、モデルとアニメーションの両方を見直し、再構築を考えています。

・ダイアログ
今よりNPCの会話パターンや反応するワードの数はずっと多くなる予定です。
また、膨大なダイアログから目的のものにアクセスする為に、ツリー形式のダイアログ表示の導入も検討しています。

・ワールドマップ
現在のワールドマップ画面は、より多くのアニメーションの導入とテクスチャーの向上が為されるでしょう。
また、SotAでは複数のヘックスからひとつのシーンを構成していますが、マップエリアの入り口と出口のヘックスがワールドマップ上から確認できるようになります。

Release 5 is dead! Long live Release 6!

Sincerely,
Darkstarr aka Starr Long

PS R7の予定については発表をお待ち下さい。また以前発表したリリーススケジュールから大幅に変更があったため、以前のスケジュール表の内容は忘れてください。

早期出資者限定のエモート


Ancestor: Jumping Jacks


元気よくその場で飛び跳ねながら両手を前に開き頭上へもっていきます。
エアロビとかビリーズブートキャンプとかでおなじみのアレです。

Navigator: Tai Chi



いわゆる太極拳。ゆっくりとした動きで型を行います。

Developer: Shadowbox



シャドーボクシング。相手を挑発する時などにぜひ。

お友達を紹介して限定エモートを手に入れよう



新規プレイヤーが出資枠を購入する時、紹介者のIDを入力することにより紹介者の出資額にボーナスが加算されます。
さらに今回プレイヤー紹介の追加特典として、ユニークなエモートを入手できるようになりました。
紹介者と紹介された新規プレイヤーは他のプレイヤーに教えることのできない限定エモートを使用することができます。

Recruit-A-Friend: Two Thumbs Up Emote


両手でサムアップ&ウインク。

Dev+限定Unityアセットパックがリリース



Developerレベル以上の出資者には、Portalarium謹製のUnityアセットデータが無料で提供されます。
今までもダンジョンや洞窟の作成キットや、ハウスモデルのパックが公開されてきました。
これらのデータはインディーズでもメジャーでも、商用でも非商用でも、あらゆるゲーム開発に投入することができます。
さらにこれらのアセットデータは自由に改変してもちいることも可能です。

今回公開されたのはクラフトステーションの3Dモデル。
ファンタジー系の背景オブジェクトとしてすぐ戦力になりそうですね。

ダウンロードはこちらのURLから
https://www.shroudoftheavatar.com/forum/index.php?threads/crafting-table-pack.10453/

今後のSotAイベント


https://www.shroudoftheavatar.com/?page_id=35475

2014.05.22 -- Release 6 Access
2014.06.26 -- Release 7 Access
2014.08.09 -- SotA at synDCon
2014.08.29 -- SotA at Dragoncon

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