アルファテストR3の感想

つい先日3度目のアルファテストが終了しました。
今回はついにマルチプレイが実装され、SotAの最大の特徴である、ネットワークを介してのゲームプレイを体験することができます。
それでは早速R3で実装された各コンテンツの感想などをお伝えしていきたいと思います

マルチプレイについて


マルチプレイのレスポンスは全般的に良好。
接続に時間が掛かったり、ラグでクライアント側の操作がモタついたりすることはほとんどありませんでした。
マルチプレイ環境下でもシングルプレイオンラインとほとんど変わらない操作性を実現しています。
しかしまだキャラクター同士の衝突判定が完全ではないようで、他のプレイヤーと接触した時にすり抜けたりぶつかったりと挙動が安定しません。
とはいえ、初めてのマルチプレイのテストでここまでよく動いてくれるなら全く文句はないですね。
また、ひとつのインスタンスに40~50人程度が参加しているようでしたが、この程度の人数では問題は起こりませんでした。
酒場など狭い空間に20人程度が密集していても大丈夫です。
マルチプレイヤーに参加しているプレイヤー達のチャットを流し読みしていると、往年のUOプレイヤーの姿も多くみられました。
2000年以前のベテランプレイヤーや、UOのアルファテスト時代から参加していたという古強者も発見。
皆おもいおもいにSotAへの期待を語っており、流れるチャットを延々と読んでいるとブリテインの銀行前で他のプレイヤーのチャットを眺めていただけで楽しかった頃を思い出しました。

さらにクラフトステーションの前ではオカッパ頭にパンツ一丁の集団を発見。
なにやら通行人にパンツギルドへの加入を強制している様子でした。
往年のUOではよくみることのできた光景ですね。


チャット・フレンドリストについて


チャットも問題なく機能します。
道すがら会った外国人とプライベートメッセージ機能をためしてみましたが問題なく動作しました。
その勢いでフレンドリストへの登録も敢行。
フレンドはプレイヤーネームを検索欄に直打ちするだけで登録することができますが、誰が自分をフレンドリストに登録したかといったシステムメッセージはお互い確認できず。
フレンドチャット機能もないようなのでこれ以上はフレンドリストの機能を試すことができませんでした。
また、SotAは日本語表示にも対応しており、日本語チャットで会話することが可能です。
しかし、会話時のチャットボックスには日本語フォントが表示されるのですが、キャラクターの頭上のフキダシには日本語のフォントが表示されず空欄になってしまいます。
開発チームは発言の中で、できるだけ多くの言語に対応したい、といっていたので期待して気長に待つことにしましょう。

エモート


R3では19種類のエモートが実装されました。
そしてこれからもエモートの数はまだまだ増えていくようです。
エモートに関しては動画をご覧になって頂いたほうが話が早いと思うので、詳しい説明は割愛します。
ロールプレイやボディランゲージによる会話、はたまた大道芸や交渉術のひとつとしてなど、いろいろな場面で活用できそうです。


1. Blowkiss - 投げキッス
2. Bow - おじぎ
3. Cheer - 応援
4. Clap - 拍手
5. Cry - 泣く
6. Curtsey - 片足を引き膝を曲げた丁寧な会釈
7. Darkstarr - ダークスター式敬礼
8. Flex - いわゆるガッツポーズ
9. Laugh - 笑い
10. NodHead - うなづき
11. Point - 指さし
12. Ponder - 思案する
13. RaiseHand - 手を挙げる
14. Salute - 敬礼!
15. ShakeFist - 拳を立て、腕を突き出す
16. ShakeHead - 首を横に振る
17. Talk - 会話の典型的なジェスチャー
18. Toast - 乾杯!
19. Yawn - あくび

ショッピング



今回はショッピング機能も実装されました。
NPCに向かってVendor buyと話したり、ダブルクリックすることによってショッピングウインドウを呼び出すことができます。
見た目は非常にシンプルで機能的。
アイテムの種別にフィルタリングしたり、フリーワードによる検索を行うこともできます。
ウインドウには相手のインベントリが表示されており、買いたいものWクリックして取引リストに移動させていきます。
アイテムを売る場合には自分のインベントリのアイテムをWクリックします。
売買するアイテムが決まったら、Sign for Exchangeをクリック。
UOでもおなじみの署名演出が入り取引が成立します。
アイテムの売買はTradeボタンを押したら自動的にウインドウが閉じて終了、というゲームが多い中、こういうワンクッションおいてくれる演出は重要だと思っています。

クラフトシステム


クラフトはR2に比べて機能性が大幅にアップしました。
レシピログにオートプレースの機能が追加され、クラフトテーブルに立って作成したいアイテムの項目をダブルクリックすれば、クラフトに必要なツールと材料が自動的に展開されます。あとはCRAFTボタンを押すだけです。
また、目的のアイテムをクラフトするのに材料が足りているか否かもレシピログから一目で分かるようになり、さらに足りない場合は何の材料が足りないかまで教えてくれます。
UOのクラフトインターフェースにかなり近いものになったといえるでしょう。
ボタンを押した瞬間にクラフトが完了するので、テキパキとしたテンポのよい作業になっています。


第三の街Braemar


森の囲まれた街ブレイマーが実装されました。
鬱蒼とした森の中に、小さなNPCの集落が数件だけあります。
その他には街外れに墓地があるだけで、他にめぼしいオブジェクトや建物は見つかりませんでした。
また、集落の近くにはOracleのスパイであるクモのような生き物が徘徊しており、何かオラクル関連のイベントが発生するのかもしれません。

ユーザーから提供された楽曲



R3の楽曲はバードギルドPoets' Circleの面々から提供された楽曲が採用されています。
Soundcloudで無料で聞くことができます。
https://soundcloud.com/poetscircle

個人的なお気に入りはSpace Birds提供のEnchanted Woods。
この曲はブレイマーの酒場で聞くことができました。



ゲームパフォーマンス


来たるShroud of the Avatarのリリースに備えてこの度PCを新調しました。
主なパーツ構成は以下の通り。

CPU: i7-4770
メモリ: 8GB
GPU: GeForce GTX 760Ti VRAM 2GB

ゲーム用途としてはミドルハイの構成です。
ショップBTOで購入し、モニタ以外全部込み込みでお値段は13万円。
ビデオカードは随分迷いましたが、予算・消費電力のバランスからGTX 760Tiを選択。
Radeonにも魅力的な製品がたくさんあるのですが、ゲーム動画を録画できるShadowplayの機能が決め手になりました。

R3の各街を散策してフレームレートを計測。クライアントバージョンはWin.74。

おおまかな結果は以下の通り。
オウルズヘッド 20~30fps
キングスポート 30~50fps
ブレイマー   50~60fps

詳細なフレームレートの変化は実際の動画をご覧下さい。
画面の右上に黄色い文字でフレームレートが表示されています。

オウルズヘッドの街

キングスポートの街

ブレイマーの街


オウルズヘッドが少し重たいのが気になりますが、グラフィックパフォーマンスの最適化がまだ完全に為されていないので今後改善する可能性は大いにあります。できればあらゆるシーンで最低30fps以上を確保したいですね。
また、来月行われるアルファテスト・リリース4ではグラフィックパフォーマンスの最適化を最重要項目と位置付けて現在開発が進められています。
SotAの為にハードウェア購入を考えているユーザーは、パフォーマンスの最適化が落ち着くまでもう少し様子をみた方が賢明だと思います。

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