アルファテスト・リリース3 限定プレアクセスインプレッション

日本時間2月15日の朝5時から1時間限定でR3のプレアクセスが実施されました。
参加者はDeveloperレベル以上の出資者に限定され、20日から開催されるR3をスムーズに進行させるためにバグ修正や収容人数についての目安を測るのが主な目的になります。
参加人数上限は64人。早いもの勝ちのログイン合戦になります。

今回のプレアルファテストはDevloper+フォーラム以外での画像や動画の公開は禁じられているため、テキストのみのインプレッションとなります。

正確な開始時刻を計るため、Windowsの時計をタイムサーバーと同期。
そして事前にパッチ当てとクライアントの起動を済ませておき、先にユーザー名とパスワードを入力して後はEnterを押すだけにして開始時刻まで待機します。
そして開始と共にEnter!しかしUnable to Connect try it laterの連発でログイン of the Avatarの状態。
10回ほど試行してみましたが結局ログインできず。
公式フォーラムのチャットに様子見に出かけてみると、多くのユーザーが同じ状況の模様。
それでもチャットを横目に30回くらい試行していると利用規約の文面が現れ、同意するとキャラクタークリエーション画面に進み、ログインにも成功。

場所はR2の開始時と同じストーンサークルのところで、自分が入った後に大量のアバタール達がサークルからどんどん湧いてでてきます。
続々とやってきたアバタール達は開口一番、YES!、Miracle!、Nice!!、Yeah!、Woooooooooooooooooooo!といった歓喜の雄叫びを上げたり、「15年間この時を待ってたぜ!!」とUOの再来を喜ぶ声が聞かれました。
そしてストーンサークルの周りを20人くらいで飛びはねがら走りまくったり、ガッツポーズや拍手などのエモーションコマンドを連発したりしてニューブリタニアへの再訪を祝福しあっていました。

ストーンサークル正面の道を下ると、街道にそって装備品が詰まった宝箱が大量に並べてあります。
複数人のプレイヤーが同時にコンテナにアクセスした時の挙動をテストしているようです。
私はいくらクリックしてもチェストが反応しなかったのですが、一部のプレイヤーは中から装備品をとりだすことに成功しているようで、目の前で思い思いの格好に着替えていました。
宝箱が並んだ場所には30人くらいのプレイヤーがいましたが、少しラグが出ている程度で操作にそれほど支障はありません。
適当に挨拶などをしてみても、セリフもきちんと相手に伝わっているようです。
ただ、回線状況に問題があるのか、特定のユーザーは時々ワープしているように見えたりすることがありました。

マルチプレイ時のチャットウインドウにはフィルター機能が搭載されており、
・NPC
・Local
・Party
・Whisper
・Misc.

のそれぞれ項目のON/OFFが可能です。
さらにチャットウインドウ上部にタブ機能が搭載されており、フィルターの設定をしておけばタブクリックのみで任意のフィルター設定に切り替えることができます。

チャットでは「よし、おまえら酒場に集まれ!」との呼びかけがあり、着替えたプレイヤー達は次々とオウルズヘッドのFire Lotus Tavernを目指して走っていきます。
着替えができなかった私はデフォルト装備のまんまもなんなので、とりあえず脱ぐことに。
酒場にはいると三つ編み赤毛の女性アバタールを発見、早速Hail!と声を掛けるもAFKなのかパンツ一丁の短髪野郎を警戒したのか無反応。
そこへ立派なヒゲをたくわえた身なりの良い紳士が現れ、Hailと私に挨拶をしてくれました。
私も元気よくHailと返し、さっそくこのヒゲ紳士とブリタニア来訪を祝おうとバーの長いすに腰を掛けたのですが、バグなのか上手く座れず、長いすの上で操作不能の状態に。
紳士も同じイスに座ろうとしたのか、パンイチ短髪野郎の私とヒゲ紳士が二人して同じ位置でフリーズという状態に。
これはかなり気まずい。とりあえず服だけは着ることに。

私 「うーむ、動けない」
紳士「taka、私もだ。おそらくこれはバグだろう」

そのままにっちもさっちもいかなくなり紳士はログアウト。
仕方がないので私も落ちたのですが、今度はサーバが満員でログイン不可能という事態に。
その後ひたすら30分間ログイン合戦を続けてみたのですが、結局ログインは叶わず。
Entering Britannia...の画面を見つめ続けた15年前を思い出しました。

全体としてマルチプレイの挙動は良好。
ラグでクライアントの反応が遅れたりすることもなく、プレイヤーの衝突判定も違和感はありませんでした。
ただ、プレイヤーの立ち位置の判定が重なったときに、スライド移動で片一方が押し出されるような感じになるのはちょっと気になりました。

マルチプレイの密度については、オウルズヘッドの街の規模なら今回のMAX設定の64人を超えても十分に稼働できると思います。
以前ゲームサーバー担当のTassilo氏が言及していた通り、プログラム的にインスタンスに収納できる人数はそれほど問題ではなく、インスタンスあたりの最適なプレイ人数の設定の調整がプレイフィールを決定しそうですね。
今回はインストラクションを読んでいなかったので、エモーションコマンドを試すことができなかったのですが、ほかのプレイヤーのエモーションを見る限りかなりよくできています。
体の動きだけでなく、表情もエモーションコマンドによって変化するのはいいですね。
エモーションによるアクションもオーバーなものではなく、アバタールのキャラクターモデリングと相まって非常に自然な印象を受けました。
正式なR3が始まっても、ほかのプレイヤーとWoohoo連呼しながらジャンプしたりエモーションを連発しているだけで十分楽しめると思います。
もちろんバグの報告もお忘れなく。

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