Shroud of the Avatarは拡張エピソード毎にKickstarterが行われる?


Update of the Avatar#109
でGame Deleloper Conference 2014でスター・ロンが行った講演"Crowd Sharing: Crowd Sourcing + Crowd Funding"での記者との質疑応答の場面で、"エピソード毎にKickstarterを行い資金調達をする"との発言がありました。
問題の箇所は46:47からの部分で、

"Our game is episodic. So we have gonna five episodes. So each episodes have own kickstarter campaign."

とハッキリと明言されています。

ご存じの通り、現在制作中のShroud of the Avatarの第一作目にあたる"Forsaken Virtues"は、2013年春にKickstarterプロジェクトによって200万ドル以上の資金を集め、本格的な開発プロジェクトが始まりました。
その後もインゲームアイテムやゲーム内の土地といった出資特典の販売によって追加資金を獲得し続け、現時点では560万ドル以上の開発資金が集まっています。

開発初期からSotAが五部作であることは明言されていましたが、拡張エピソードの制作時にもKickstarterで資金調達が行われるということについては、今まで何もアナウンスされていませんでした。
エピソード2では新たなゲームの舞台となる大陸が追加されたり、船を使った航海が可能になるなど、大型のコンテンツの実装が発表されていますが、エピソード1と同様にこれらに関連した出資特典がKickstarterのrewardとして用意されるのではないかと思われます。

現在フォーラムでも拡張エピソードとKickstarterについてのスレッドが立ち上がっていますが、スター・ロンの"機会を改めて、またこの件について説明します"とのコメントを最後にモデレーターによってスレッドが凍結されています。
https://www.shroudoftheavatar.com/forum/index.php?threads/starr-long-at-gdc-next-crowd-sharing-crowd-sourcing-cr-funding.19931/


#GDCの発言とフォーラムでの発言を合わせてみるに、エピソード2でもKickstarterが行われる可能性は高いのではないかと思います。
"エピソード1をしっかり作り込んで前評判を稼いでおけば、Kickstarterをやるまでもなく課金してくれるユーザーは増えるだろ"との意見がスレッドにありますが、これは実にもっともな意見であり、1ユーザーとして賛成せざるを得ません。
やはり現在の買い切り制にしてしまうと、継続的な資金調達に不安が出てくるのでしょうか。
個人的には現行の出資特典システムと月額課金を併用すればいいじゃないかと思っているのですが…。

##しかしながら、あらゆる手段で思い切り資金をかき集めて、人的&金的資源をガッツリつぎ込んだSotAの姿も見てみたいような気もします。

0 件のコメント:

コメントを投稿

■過去記事アーカイブ