Update of the Avatar #200 – 2016.10.28

Update of the Avatar #200 – 2016.10.28

https://www.shroudoftheavatar.com/?p=64882

今週のUpdate of the Avatarの概要は以下の通り。


R35でのゲームシステムの変更のお知らせ

テクニカルディレクターのクリス氏がR35で変更されたゲームシステムについてのポストを行っています。
以下、要点部分の抜粋訳

[From a Forum Post by Chris Spears]

スキルディケイ(スキル値の自然減少値)について

  • 時間経過によりスキルディケイの負債が蓄積し、死亡することにより全スキルに対し負債分のスキル値のロストが発生する
  • スキルディケイの最大蓄積量は3日分。これは各スキルのレベルアップのために使われた総EXPの0.04%に相当。
    • スキルレベルが80であれば82EXP、スキルレベル100の場合は500EXPに相当する。
      • スキルレベル80のスキルが20ある構成であれば、死亡時に最大で20×82=1604EXPロストが発生
  • 死亡によりディケイのペナルティが発生したとしても、TrainかMaintainにセットしているスキルはプールのEXPを使って負債を相殺し、スキルレベルダウンを回避できる
  • スキルディケイの導入理由は、(UOの700制限のように)プレイヤーのスキル構成やスキルレベルの成長を一定値で制限してしまうハードキャップではなく、あくまで自由なスキル構成とレベルを実現するために、このスキルディケイによるペナルティをソフトキャップとして採用している。
    • パーセンテージでの減少のため、スキルレベルが上がれば上がるほど、ディケイによるロストEXP値は大きくなっていく。(=やろうと思えば全スキルGMも可能だが、ディケイによるロストEXP量が膨大な量になるため非現実的)

シールドスタックについて

  • 以下のシールドスキルは排他的使用スキルとなり、同時には使うことはできない
    • Shield of Crystal
    • Death Shield
    • Immolation
    • Shield of Ice
    • Shield of Air(R35では同時使用可能だが、R36で排他使用に変更)

スペルキャスト妨害について
(UotA#199より引用)

新しい仕様では、新スキル"Concentration"が関係するようになり、計算式も複雑なものとなっています。

まず、新しい仕様では最大HPとConcentrationスキルにより、単純なダメージカット効果が実装されています。
"最大HP/100"と"ConcentrationスキルLV/10"の値の分だけ、ダメージカットが行われます。

例えばHP250、LV65 Concentrationスキルのキャラクターは、(250/100) + (65/10) = 9ポイントのダメージをカットすることができます。。

このキャラクターが7ポイントのダメージを食らっても、7-9 = -2 なので、ダメージを受けることはありません。
34ポイントのダメージを食らった場合は、34-9 = 25が実ダメージとなります。

新しいスペルキャスト妨害の確率計算は、以下の式によって計算されます。

 MAX( MIN( ( ( EffectiveDamage/health)* 200% ), 5%), 80%)

重要なのは真ん中の部分の式です。その前後にある数字は、妨害チャンスは攻撃ごとに、最低でも5%が保証され、最大でも80%以上には上がらないことを意味しています。

  ( 実ダメージ/ヘルス)* 200% )

前述のHP250、LV65 Concentrationスキルのキャラクターが34ポイントのダメージを受けたとき、前述の9ポイントのダメージカットを適用し、最終的に実ダメージ25ポイントを受けることになりますが、この場合は

25/250 *200% = 20%が妨害確率となります。

もし150ダメージを受けたときは、9ポイントのダメージカットが適用され、実ダメージは141ポイントになり、

141/250 *200% =112.8%が妨害確率となります。

というわけで、UOのようにとりあえず何らかの攻撃を当てればいいわけはなく、一撃のダメージが大きいほどスペルキャスト妨害が発動する確率が大きくなっていきます。


重量超過によるペナルティについて
  • 以前の仕様では重量に比例して低下するのは移動スピードだけで、フォーカスドレインの喪失量は重量により変化していなかった。また、フォーカスが全てなくなっても移動することができたため、事実上重量超過のペナルティは軽視される傾向にあった。
  • R35では超過による移動スピードの低下量を以前よりも緩和する代わりに、重量超過に比例したフォーカスドレインペナルティを設定。また、フォーカスドレインによりフォーカスがゼロになった場合は移動自体ができなくなるように変更。

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