Shroud of the Avatar Interviews: Starr Long Goes Back to His Roots

MMORPG.comにロード・ブラックソーンことStarr Longへのミニインタビューの記事が掲載されています。
以下全訳。

MMORPG:
Shroud of the Avatarで再びリチャードと一緒に仕事をすることになりましたね。おめでとうございます。ぜひその意気込みを聞かせて下さい。

Starr Long:
リチャードとはもう一度仕事をしたいとずっと思っていたんだよ。こうやって組んでゲーム制作をすることはとても挑戦的で楽しい体験になるよ。
私とリチャードはお互いに持っているものが違っていて、それを取り交わし合いながら切磋琢磨していく。このプロセスが気に入ってるんだ。

MMORPG:
ファンタジーオンラインロールプレイングゲームへのアプローチは、SotAはかなり特殊なものになるようですね。ゲーム開発の方向性や、新機軸に対するアプローチの手法はどういったものになるのですか?



Starr Long:
すでにSotAのあるべき姿というのは頭のなかにあるんだ。そしてそれをなるべく早くプレイアブルな形へ仕上げていく、というプロセスを採っている。
そしてそれがベストな形になるまで何度も何度も試行錯誤を繰り返す。
そこからコミュニティからのフィードバックを織り込み作り直して、再びユーザーからフィードバックを受ける。このループの中で、ユーザーからのダイレクトな意見や要望がどんどん取り入れられていくんだ。

MMORPG:
現在もUOはMMORPG界の一角を占めているわけですが、UO開発に関わってきた中で学んだ一番のことはなんですか?

Starr long:
それはゲームプレイヤ達ーがいかに自由奔放であるか、ということだ。
我々が作った世界の中で、プレイヤー達はそれぞれ個性に沿って本当に自由に振る舞ってくれたと思う。そして時には我々の想定の範囲外にまでプレイヤー達の行動はおよび、いいこともわるいことも含めて、フィードバックを得られたことは実にエキサイティングな経験だった。

MMORPG:
SotAにどういった期待を寄せていますか?ゲームの要素の中で、どう発展していくか注目しているようなものはありますか?

Starr Long:
SotAは古き良きRPGのノスタルジアを匂わせつつ、新鮮さも兼ね備えたタイトルとなって欲しいと願っているよ。注目しているゲーム要素はゲーム内経済についてだね。
プレイヤーがクラフトしたアイテムがいったいどんな経済を作るのか、目が離せないね。

MMORPG:
直接開発に関わっている分野は何ですか?すでに開発チーム内での役割が決まっていますか?

Starr Long:
全体的な制作進行と予算のマネージメントだね。ゲームデザインに関しても深く関与することになる。私が加わる前からこの開発チームは非常に強力だったよ。だから、このプロジェクトに惹き付けられたんだ。
規模こそ小さいが少数精鋭で、今後もこのムダの無い開発体制を維持したいね。

MMORPG:
今後数年間でMMOというジャンルについて注目すべきところはどういったところだと思いますか?そして、SotAは受け入れられると思いますか?

Starr Long:
今後のMMOのゲームシーンは従来の枠組みの中でさらに細分化し、そして衰退していくだろう。
私は従来のMMOというシステムには限界が見えていると思う。
SotAやDestiny(Bungie制作のSFMMORPG)はMMOのもつ広大な世界への没入感と、密度の高いゲーム体験を合わせ持った、MMOの新たなステージを示すことが出来ると思っている。

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